日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

プログラムの最後

2015年09月21日 | 地域


 ドドーンバーン、20日の日曜日午前6時丁度に「今日は小学校の運動会です」と恒例のお知らせ花火が校区内に響いた。紺の短パンに白の上着の児童らが水筒を下げいつもより少し早めの登校。競技への緊張からか話し声はいつもよりかこころなし緊張気味。白と赤の帽子の数がほぼ同じ、偶然にしても面白い。

 18日の夕方、それは運動会の前々日、疲れた様子でとぼとぼと下校中の一人の男の子に追いついた。声を掛けると「運動会の練習で疲れた」と話す。本当につかれているようだが「運動会は頑張る」と付け加えた。その子どもらしい笑顔に忘れていたものを思い出したような喜びを感じた。土曜日も練習で日曜日が運動会の予定になっている。

 都合あって運動会を覗いた時は演技最後の組体操が終わり、会場の大きな拍手に合わせて退場していた。退場門にその姿が消えると、場内から関係者の姿が消え選手リレーを待つ静かな緊張が走る。それを打ち破るように白組と赤組それぞれの応援席の声が高鳴る。

 白組と赤組それぞれの選手2名の4人がスタート。直後に転倒もあったが抜きつ抜かれつのいい勝負。学年が進むにつれバトンタッチも上手くなり流れがスムースになる。父兄席のカメラはそんな姿を追い続ける。半世紀以上前も選手リレーでは会場が興奮のるつぼと化したことを思い出す。先日、別れ際に「来週は振替で全部お休みです」と教えてくれた児童はどこにいるのだろう、ふと思い出した。
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