年明け、車の初運転の日「焦らず、急がず」を今年の運転指針に、と決め出発した。出発から1キロほどのところで指針が役立った。道幅の狭い一歩通行の道路中央をフラフラ運転の自転車に追いついた。指針通り追従していたらどうしたことか突然止まった。追い越す時ちらっと見た感じではどうもほろ酔い気味のように見た。安全運転指針の効果あり、と素直に喜んだ。
「酔っ払いに気をつけろ」という交通標識は無いと思うが、飲んだら乗るなというポスターや標示は見かける。自転車は軽車両、自動車と同じに飲酒運転取り締まりの対象になる。全車種の運転席にアルコール検知器を設置し、それが作動しらたエンジン停止という車にすれば、悲惨な飲酒運転事故は防げる。人が運転しなくてもいい車の開発が進んでいるが、それに比べればアルコール検知は簡単だろう。
警察のアンケート調査で、運転免許所持者の7割が知らない標示がある。その標示は道路に白のペイントで描かれた「ひし形」。意味は、この標示の先には「横断歩道または自転車横断帯がある」ことを示す。見通しの良くない場所で「ひし形」を見たら十分気をつけたい。見通しが良くても信号機のない横断歩道の手前にも標示される。ひし形の標示を見たらスピードを落として進もう。
運転免許取得からこの春で50年、これまで反則金も罰金も納めずに運転してきた。「運が良かっただけ」という声はいただく。それもあろうが「反則金に罰金はいや」という半世紀にわたる気の持ち方も力になっていると信じる。標識や標示の示していることを守るだけで、安全確保と出費抑制の両得になる。今年も、運転指針をまもり無事故無違反を誓う。
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