夏至のころになると夜明けが駆け足でやってくる。晴れた日の早朝ウオーキング、4時半くらいからは分刻みで明るくなるのを感じる。ふと眼をさまして窓外の白さに驚かれるかたもあろう。
夜明けが速くなると「夜勤を終えて早く眠りたい」といっている街灯のぼんやりとなった灯りを「ご苦労さん」と見上げる。街灯の種類も多い。蛍光灯に水銀灯に行燈型、取り付けは電信柱に単独の柱、軒下とその時々のいわれを感じる。
ウオーキングの道沿いで出会うなん何10本という街灯に1本だけ橙色の明かりがある。その明るさはほかの明るさの倍くらいに見える。単独の高い柱の上から照らされる周囲は夜目にも色づいて見える。
その街灯を画伯と勝手に呼んでいる。桜が咲くと花の隙間からのこぼれ灯、花が済み葉が散ると小枝1本まで、葉が茂るとその文様、桜の四季を灯りの色に染まったアスファルトのキャンバスに描きだす。
それは立体感も躍動感も感じない平面で黒一色の影絵だ。そんな絵も何年も見続け踏んで通るとウオーキングの1部分になってくる。自分ひとりの自然美術館だ。
なんでもない物言わぬ風景も気をつけてみれば何かを感じる気がする。最近「老鶯(ろうおう)」という言葉を知った。俳句の季語で夏。意味は「春過ぎて鳴くうぐいす」をいう。幾羽もの老鶯の声を聞きながら白む空を見上げながら両手を振って進む。
(写真:黒いだけの茂った葉の影絵)
さすが感度の鋭いtatu-no-koさん。参考にさせて頂きます。
行ってきまーす。
自分ひとりの自然美術館ステキですね
自然の営みのすばらしさをカメラを通していろいろと
発見ですね!!
苦戦しながら私も楽しんでいます
それから初収穫の感動やみつきになるのでは?
プランターでも結構いけますよ!
山口では官舎の2階のベランダできゅうり・トマト・
オクラ・ピーマン育ててますよ
ゆっくり楽しんでください。お話はBPで。
別荘でカメラを通して発見された傑作を拝見させてください。楽しみにしております。
仮面ライダーさんは作物作りのベテラン、ご伝授ください。