花好きな家内のリクエストで、季節の花の苗をホームセンターで購入プランターに植える。その種類は繰り返しだが、たまには近所でみかけた品種も加わる。高価で豪華な花でなくとも眺めれば元気を貰うというから、家内にはサプリメントのような働きをするようだ。花に疎い私にはやっかいなことだが家内の健康にいいならと管理をしている。
季節的に花の数も減り、夏場から未整理になっていたプランターを整理しようと作業を始めた。よく見ると古いのは破損一歩手前がいくつかある。水洗いし破砕ゴミとして持ち出す準備が余分だったが、なんだか置き場がすっきりした。そんなプランターの一つからムカデが出てきた。もしかしたらこのところの冷え込みで冬眠に入っていたのかもしれない。
突然のことで驚いたのかプランターの底をはいずり回るが脱出は出来ない。私もこの時期にムカデ、と驚いたが体調は15㌢くらいあり結構大物だと思い撮り、その後は気の毒だが処分した。ムカデは長ければ10年くらいの寿命という。咬まれたことがあり、腕首が倍くらいに腫れあがったことがあったが痛さは忘れた。
昔はゴキブリ(油虫)のいるところムカデありと聞いた。住環境が似ているのではなく、ムカデはゴキブリを餌にするという。大きさから想像するに疑問符が付きそうだが見た人はあるだろうか。多くの肢をもっているが、敵に襲われるとムカデの意思で切り離し、脱皮を繰り返すうち切れた肢は元通りになるという。季節外れのムカデからいろいろ学んだ心地よい秋日和だった。
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