日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

掲示板のように

2014年10月03日 | 地域


 「今日は誰のかな」、市議選の投票を今月26日に控え、立候補予定者の後援会加入や応援要請のビラが連日ポストに入る。投入する瞬間にはなかなか出えないものだが、ポストを開ける楽しみを増してくれる。ビラを開いて読み難いのは開いてそのまま横に置く。胸に花をつけ中央の偉いとされる人のツーショットや式典参加写真が多いチラシはすぐに閉じる。たいていの場合、自己PRだけで魅力ある公約は記されていない。

 道路舗装や側溝の整備を何十件やりました、こうした類のチラシにも興味は湧かない。議員の自己資金で工事したなら分かるが、記載の工事は税金、チラシ議員一人の功績にするのは間違いだろう。出馬予定者は暗黙の了解でそう表現し合っているのだろうか。議員が口を出さないと道路や側溝がよくならないというのは何か間違っている。

 定員は32名、人口15万弱の市としては上限に近い人数。候補は定員を超え2桁の落選も予測報道されている。かって地域が2分する選挙も見たが、最も身近な選挙での当落、その喜怒哀楽は関係者しか分からないのだろう。どこからか金、銭をもらってくる政治よりも、当選したら住民の声を聞き、議員として知恵を絞り、市職員を動かし自活できる市勢にしてくれる人を待っている。

 候補者ポスターの掲示板が各所に立ち始めた。真っ白な地肌に引かれた枠線が主を待っている。掲示板の色、特定の色に染まっていない人を待っている、選管の意志なら拍手を送る。
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