日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

サイレン

2009年09月09日 | 地域
               

子どものころのサイレンは「敵機襲来」「空襲警報」など怖いことを教えてくれる、そんな印象だった。いま消防署で鳴らすサイレンにはそれぞれ意味がある。4回は山火事、3回は近くの家屋火災、2回は離れた地区の家屋火災と自己判断している。朝夕の時報代わりの吹鳴は頼りにしている方もあろう。

広島・長崎の原爆投下時刻や終戦前日の駅前爆撃など黙祷を促す吹鳴もある。このときは同じ消防署のサイレンなのになぜかその音が哀調を帯びて聞こえる。

早馬、飛脚に狼煙と時代劇の通信手段は必ず人と人を介して伝えそれを受けていた。今は電波という科学の力で一方的に送られ便利になたっと喜んでいる。発進する側は時を気にすることなく出せる。

受ける側には受信機が作動しているという絶対条件が必要だ。先般も受けた側が情報の判断を誤り事態を重くした例もある。口から耳への情報と違い扱う人の能力が試される。

ところがサイレンは何を置いても緊急な用件を伝えるてくれる。自治会長をしているときこんな経験をした。早朝のウオーキングへ出かけようとしたときサイレンが3回鳴った。すぐにある番号へ電話をかける。担当地区の火災と分かり現場へ駆けつけ会員の安否の確認をした。

サイレンの種類も増えた。火災以外に災害時避難勧告用、ダム放流などがある。再び敵機などのサイレンを聞くことのない安穏とした暮らしが出来る平和を願う。

(写真:サイレンのあと場所を確認し自宅の窓から 8日の午前)
コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4分の1 | トップ | 圏外をなくせ »

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
サイレン (yattaro-)
2009-09-09 21:23:08
定期的に鳴らされる時報以外のサイレンは、耳にはいると同時に、身体全体が一瞬硬直反応を示します。
幼い頃の身にしみた恐怖体験が未だに抜けきらないのでしょうか。
返信する
見えました (ロードスター)
2009-09-09 21:48:09
この煙我が家からも見えました。サイレンは聞こえず、何の煙かと不思議に思っていました。火のないところに煙は立たず、やっぱり火事だったのですね。今年は、ダム放流のサイレンがよくなりました。家にいると、毎日が救急車のサイレンです。マンネリになっています。
返信する
yattaro-さん (tatu_no_ko)
2009-09-10 20:22:04
サイレンのいい思いでは勝利して野球の試合が終わるときくらいでしょうか。
でもなければ困る気もします。
返信する
ロードスターさん (tatu_no_ko)
2009-09-10 20:25:27
知人のブログに市民球場付近から望遠で撮影した火事の写真がアップしてありました。
場所は工業高校をもう少し上に行った付近のようです。かなりの煙が写されていました。
返信する
サイレン (金ちゃん)
2009-09-11 01:08:24
この火事のことは帰ったら息子が言いました。かなりの煙ですね。

9月1日、息子が「サイレンの音が怖い」と電話してきたんです。何のサイレンかと思ったら、防災の日のサイレンでした。ホッ。
返信する
金ちゃんさん (tatu_no_ko)
2009-09-11 20:14:25
防災の日のサイレンは吹鳴方法が違い時間も長いですから、息子さんの怖さが分かりますよ。
返信する
そうなんですか (金ちゃん)
2009-09-11 22:19:17
息子が小学校の方から聞こえると言ったので、確かめようとH小学校に電話したんですよ。留守電でした(汗)
返信する
金ちゃんさん (tatu_no_ko)
2009-09-12 19:16:11
怖いと思うときは四方八方、顔のむく方がみんな恐ろしくなります。
返信する

コメントを投稿

地域」カテゴリの最新記事