2021年4月8日 毎日新聞「はがき随筆」掲載
換気扇の取り換えを発注した。下請けの30歳前後の社長が工事を担当。「父が急逝、見習いを打ち切り家業を継いだ。やっと仕事が頂けるようになり喜んでいる。なんといっても母が一番ほっとしている」。工事を眺める私に社長は近況を語る。
コロナ禍で厳しい世情のなか「仕事があるという喜び」が話と仕事ぶりからひしひしと伝わる。聞く私も何か嬉しくなる。
工具の入った重量感のある腰袋を着け、脚立の上で施工、仕上げていく。彼の仕事はリモートではできない。丁寧な仕事の仕方からいい後継ぎになれる、そう思いエールを送った。
換気扇の取り換えを発注した。下請けの30歳前後の社長が工事を担当。「父が急逝、見習いを打ち切り家業を継いだ。やっと仕事が頂けるようになり喜んでいる。なんといっても母が一番ほっとしている」。工事を眺める私に社長は近況を語る。
コロナ禍で厳しい世情のなか「仕事があるという喜び」が話と仕事ぶりからひしひしと伝わる。聞く私も何か嬉しくなる。
工具の入った重量感のある腰袋を着け、脚立の上で施工、仕上げていく。彼の仕事はリモートではできない。丁寧な仕事の仕方からいい後継ぎになれる、そう思いエールを送った。
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