購読紙の毎月第2日曜日の朝刊、「明日は新聞休刊日、発行は休ませていただきます」という小さな社告が載る。いつからか毎月第2月曜日が新聞休刊になったのだろう。休刊日は1956年までは年2回、以降増え続け1991年から年10回くらいになったという。これは、新聞販売店の慰労・休暇を目的に定めたという。新聞社においては各種設備やシステムのメンテ作業を行う、と載っている。
各戸配達システムの日本ならではの休刊日、早朝起床の習慣が身についているだろう配達員の皆さん、今朝はゆっくりされたのだろうか。休刊日にゆっくりされるだろう人を知っている。それは所属する同人代表の茅野さん、休刊日以外は毎日、同人の作品が掲載されていないかと紙面をめくる。載っていれば電話連絡し、毎年1月定期刊行の同人誌掲載のへの作業と続くが、休刊日だけはそれが省かれる、と推測する。
新聞休刊日の前日に世界を揺るがす、あるいは政界の大事件などが発生したとしたら新聞社は休刊中止を考えるだろうか。速報は電波に乗ってながれるが、じっくり紐とく記事は電波では満出来ない。新聞社は号外を発行するから大丈夫という。地方で号外は入手できないし、入手できても号外の記事は速報でしかない。休刊日は新聞の使命を左右するかもしれないなどとくだらないことを思いつく。
新聞休刊の日は新聞に目を通す時間だけ余裕が発生する。前もって一応の予定はたてておくが、その日の天候次第や行事などで予定は未定になることはしばしば。7月の休刊は海の日新設のためか19日(火)、8月は休刊日なしの予定になっているが各紙統一ではないからご用心を。新聞はまだまだ手放せない付き合い相手のようだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます