日々のことを徒然に

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さよならスペースシャトル

2011年06月11日 | 生活・ニュース
           

「バッターボックスにやっと立った。ホームランは要らないからチームワークで一塁ずつ進んでホームに戻ってきてね」。これは宇宙飛行士・古川 聡さんが、ロシアの宇宙船ソユーズから国際宇宙ステーションに移った時の奥さんからのメッセージ。宇宙飛行士として12年余の訓練、それを見守っていた人の長かった道のりを感じることばだ。

これからの宇宙ステーションへの飛行はロシアのソユーズだけになる。アメリカの「ディスカバリー」は今年3月に、「エデンバー」は同じく6月に任務を終えた。エデンバーとステーションとがドッキングした初のツーショットが先日公開された。いい写真だった。

そして最後の飛行は「アトランティス」、7月の飛行で任務を終える。スペースシャトルとして135回目の飛行になる。この有人宇宙飛行船は1981年から30年間の歴史に幕がありる。

空の彼方へ興味を持ったのは、少年雑誌に載った小松崎 茂の絵だった。空の彼方の暗闇に白く輝く基地、そんな空想画が今も脳裏の片隅に残っている。もう60年以上も前になろうか。宇宙ステーションの古川さんは「帰って来たウルトラマン」が今の姿に導いたという。動機は似ている。が、彼は思いを成し遂げ、いま宇宙にいる。

地球人は太陽系の各惑星へ、さらにほかの恒星へ、宇宙の彼方へと探索を続ける。地球人類と同じ生物、地球誕生の秘密を探るため飽くことなく研究が続く。その果ては、宇宙ステーションから写される青い地球がいつまでも青いままで眺められるような研究であって欲しい。

(写真:緑の世界で甲羅干ししている異星人)
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