みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

真理に歩む

2013年02月22日 | ヨハネの手紙第三
ヨハネの手紙第三


 昨日は「みことばの光」5月号編集で聖書同盟事務所へ。一週間前に整版ソフトに流した原稿を突合(つきあわせ)する作業です。昨日は主がヨナのために日陰を備えられたという箇所で、「日陰」と「日影」の違いを再認識できました。
 「日陰」:物のかげになって日光の当たらない場所 「日影」:日の光、日ざし (「大辞林」より)
 同じ読みをすることばが、一義的には反対の事象を表しているのですね。「今ごろわかったのか!」とおしかりを受けそうですが、60歳を過ぎの新しい発見はとてもうれしいものです。すぐに忘れるのが、問題なのですが…。

 第二の手紙とは違い第三の手紙は宛先がはっきりしています。しかも、この手紙にはガイオ、デオテレペス、デメテリオの三人の名前が出てくるのです。
 「みことばの光」には、当時各地を訪ね歩いて福音を宣べ伝えていた巡回伝道者がいたと説明しています。彼らを迎えてもてなすのは、何度も繰り返されている「真理に歩んでいる」ことの証しなのだとヨハネは言います。

 「真理に歩む」とは、高尚な生き方をするかのような印象がありますが、ここでは、使徒ヨハネが第一の手紙から書いてきた、兄弟を愛することを指しているのだと考えられます。
 
 そんな「肉の思い」がふつふつともたげる自分なのだということを忘れずに、そしてそのようなものに豊かな恵みを賜った主を覚えて、一日を過ごします。


     


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