みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

たった3日で

2014年01月21日 | 出エジプト記
出エジプト記15章


 分かれた海の水の中を歩いて脱出するという劇的な勝利を賜ったモーセとイスラエル人は主を賛美します。15章1-21節には、神への賛美と感謝が美しく、かつ力強いことばで連ねられています。これで、イスラエルは何があってもだいじょうぶ、と言いたいところですが、彼らの喜びと賛美は三日間しか持たなかったのです。「えーっ、3日しか持たないの?」と批判するのは簡単ですが、自分の中にもそのようなことがあるでは…と考えてしまいます。
 
 ずっと前に中学生のためのキャンプをしたとき、簡単なハイキングをしました。ところが、10分も経たないうちに、「疲れた」とか、「まだぁ」などと言うキャンパーが出始めました。すると、ハイキングの様子を見ていたその時の講師の先生が「あなたがたは出エジプトの民のようですね」と笑顔でおっしゃったのです。その時のことばを、私は今も忘れません。

 「みことばの光」には「試練と慰めは交互に来るようである」とありました。神の恵みの豊かさをすぐに高ぶり忘れて、文句を言ってしまうような自分たちを忘れずに、神は今あるところから成長してほしいと願われ、行動を起こされるのです。

 



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