みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

「あなただ」

2015年06月02日 | 列王記第一

列王記第一 20章1−21節

 お昼を回転寿司屋さんで食べました。回転寿司というと、駅前にあってお皿がぐるぐる回っていてその中ですしを握っているという光景を想像していたのですが、きのうのお店は違いました。お皿がフタでちゃんと覆われています。注文するとぐるぐるお皿が回っているレーンとは違うレーンに載って「シャーッ」という音とともに特急で到着。しかも、注文したテーブル番号の停止位置にピッタリ止まるのですから面白い…。さらに、周りのテーブルを見ると食べ終った皿がありません。「みんなあんまり食べないんだね」などと言っていると、そうではないのですね。食べ終った皿をテーブル上の回収口に入れるようになっているのでした! しかも、5枚入れると1ゲームできるということのよう…。きっと、4枚皿がたまったのテーブルの子どもは、「あと1枚食べたーい」とおねだりすることでしょうね。目を白黒しながら、「ゲーム」を楽しみました。

 きょうの箇所はゲームではありません。アラムが北王国イスラエルを攻めて来ました。アラム王ベン・ハダデのことばは、「ここまで言うか!」と思えるほど高飛車で自分中心。3節は芝居や冗談で聞けば面白いでしょうが、実際にこのように言われたアハブにとっては、生死を決する深刻なことばとして受け止めざるを得なかったでしょう。しかし、この危機こそ背信の王アハブに神が与えられた回復のチャンスでした。

 預言者のことばに戸惑いつつ、「だれが戦いを仕掛けるのでしょうか」とアハブが尋ねると、「あなただ」と預言者は答えます。「あなただ」ということばに立ち止まってみました。

 アラムを打ち破るために、アハブが選ばれたのです。主に逆らう王を、主がお選びになったのです。驚くような「ご指名」です。しかしよくよく考えると、私たちもそのようにして選ばれたのですね。

 それは、きょうの「みことばの光」が記すように、主はあきらめることをなさらないから、ということなのだと思います。


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