使徒の働き 13章1−12節
一日一万歩が続いています。昨日はいつもよりもたくさん歩いた「褒美」として、アイス屋さんに寄って「ピスタチオ・カプチーノ」なるものをいただきました。この年齢になって生まれて初めて飲むものがあるというのは、すてきなこと。 冒険が続いています。
「みことばの光」、今日からは使徒の働きを読みます。そして今日は13章の初めの部分。 この章には、二箇所のアンティオキアが登場します。1節のそれは、「シリアのアンティオキア」と呼ばれており、地中海の東北の角の辺りにありました。現在はトルコ領にあり、ハタイ、アンタキヤという名前です。
11章には、この町で初めてのことが二つ書かれています。一つは、ここで初めてギリシア語を話す人たちに福音を宣べ伝えたこと、もう一つは、イエスの弟子たちがこの町で初めて「キリスト者(クリスチャン)」と呼ばれたことです。この町に誕生した教会は、福音宣教を、特に海外宣教を担う働きをしました。
そして1節には、教会の主要な二人の指導者、バルナバとサウロ(パウロ)を宣教の働きに遣わしたとあります。遣わしたのは聖霊。そのきっかけは、教会が主を礼拝し、断食している時だったとあります。この時、教会が躊躇したとか、困り果てたなどということは書かれていません。「そこで彼らは断食して祈り、二人の上に手を置いてから送り出した」のです。
教会になくてならない人を、聖霊が他の場所に遣わすようにと促したならばどうするだろうかと、ここから思います。私が奉仕している教会は、移動の激しい交わりです。長年役員として忠実に主に仕えてこられた方が、9月初めにこの地を離れることになっています。改めて、そこに聖霊の導きがあるのだということを教えられます。