みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

勇気を出せ

2017年03月22日 | ゼカリヤ書

ゼカリヤ書 8章

 月曜日に、欧州を旅している友人から荷物を送るとの電話がありました。そして、きのうの夕方荷物が届きました。開けてみると…、まあ! 最中、あられ、黒豆のおやつ……どれもが高級な和菓子! 懐かしい八朔も入っていました。年甲斐もなくお菓子を送っていただき、二人で興奮し喜んでいます。

 8章を読んで自然に顔がほころび、嬉しくなりました。ここには、神からのすばらしい約束、命令(励ましのことば)、そして祝福の情景が描かれています。

 節を追って書き出してみました。(もっとあります。なさってみてください)

[主の約束]

・わたしは、シオンをねたむほど激しく愛し、ひどい憤りでこれをねたむ。(2節)
・わたしはシオンに帰り、エルサレムのただ中に住もう。(3節)
・再び、エルサレムの広場には、老いた男、老いた女がすわり、年寄りになって、みな手に杖を持とう。町の広場は、広場で遊ぶ男の子や女の子でいっぱいになろう。(4-5節)
・わたしの民を日の出る地と日の入る地から救い、彼らを連れ帰り、エルサレムの中に住まわせる。(7-8節)
・わたしは真実と正義をもって彼らの神となる。(8節)

[主の命令]

・勇気を出せ。(9節)
・恐れるな。勇気を出せ。(13節)
・互いに真実を語り、あなたがたの町囲みのうちで、真実と平和のさばきを行え。(16)節
・真実と平和を愛せよ。(19節)

[祝福の情景]

・「私たちもあなたがたといっしょに行きたい。神があなたがたとともにおられる、と聞いたからだ。」(23節)

 

 ここで約束されていることが完全に実現する日は先のこと。しかし、これを聞いたゼカリヤも人々も、目の前の困難を乗り越え神の宮を建て上げるのだという思いを、強く抱いたに違いありません。「私たちもあなたがたといっしょに行きたい。神があなたがたとともにおられる、と聞いたからだ」という情景が、今も力強く実現していることを感謝し、期待します。


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