みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

十字架がむなしくならないため

2013年09月13日 | コリント人への手紙第一
コリント人への手紙第一 1章1-17節


 早朝の祈祷会にニューフェイス登場。
 でも、開口一番「おや、どうして?」と口走ってしまいました。考えてみると、とても失礼なことを言ってしまったと反省。聞けば、明後日午後に予定されている「敬老の集い」の準備のためにとのことでした。
 いっしょに祈って備えたのですから、神はすばらしい集いにしてくださることと思います。勇気をいただいた朝でした。

 「みことばの光」はきょうからコリント人への手紙を読み進めます。人材や才能、富みに恵まれていたけれども、互いのあいだに調和が見られずに、せっかくの「宝物」が活かされない…、これがコリントの教会の現実でした。
 パウロは、手紙の初めのあいさつのところから、コリントの人々が教会のあり方を取り戻すための鍵を提示しています。イエス・キリストです。

 きょうの箇所から心に留めたのは「十字架がむなしくならないために、ことばの知恵によってはならない」とのことば。教会において人が目立ち、人のことばが力を持ってくると、教会の主であるお方が薄らいでしまうということは、少なからず経験することかと思います。

 自分が通っている教会でキリストの十字架はむなしくなっていないだろうか、と問われます。

    


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