みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

~のために

2013年09月28日 | コリント人への手紙第一
コリント人への手紙第一 9章19-27節


 きのうの夕食はサンマ。大船渡から送られてきたものを早速焼いて、また刺し身にしていただきました。身がふっくらしていてとってもおいしいサンマでした。実りの秋には、海のものも山のものもおいしいものがたくさん。楽しみでもありますが、せっかくの減量が後戻りしないようにと身を(気を)引き締めます!

 きょうの箇所について、「みことばの光」には「人生の目標」というタイトルがついています。確かに、人は大げさにあるいはこっそりと、また本人も意識しないで「~のために」という目標を掲げます。
 パウロがどのような目標を持っていたか、それはこの箇所で何度も繰り返される「~のために」ということばをたどることで確認することができます。

すべての人の奴隷に            より多くの人を獲得するために
ユダヤ人のように             ユダヤ人を獲得するために
律法の下にある者のように         律法の下にある人々を獲得するために
律法を持たない者のように         律法を持たない人を獲得するために
弱い人に                 弱い人々を獲得するため
すべての人にすべてのものと        何とかして、幾人かを救うために
すべてのことを、福音のためにしています  私も福音の恵みをともに受ける者となるために
あらゆることについて自制します      朽ちない冠を受けるために
自分のからだを打ちたたいて従わせます   自分自身が失格者になることのないために

 左側がパウロの姿勢で、右側が目標ということになるでしょうか。
 左側にあるのは、なんとも自由がないかのように見えますがそうではありません。彼は、キリストにある自由を賜ったからこそ、目標達成のためにそれを制限する自由を行使しているのだと思います。

 「考えよう」の問いかけに、自分はどうなのだろうかと、問いかけています。


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