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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

機械化

2013-04-25 22:22:34 | 穀物
就農当初、畑では手で種を蒔いた後に鍬を使って土を被せる気の遠くなるような原始農法
だったし、田んぼでは手取り除草に挑戦していた。
どちらも直ぐに行き詰ってしまったが・・・。

その後、紆余曲折を経て辿りついた「畑の機械化」が今回の播種機をトラクターのロータリー
に付ける方法。



今日はその「試運転の日」に設定していたのだったが、何か行き違いがあったらしく殆ど
知識の無いJAの新しい担当と一緒になって「試行錯誤しなが゜らの試運転」となった。



それでも何とか理屈だけは理解できたので、あとは実戦経験を積みながら「使いこなす
しかない」と覚悟を決めた。
農機センターのAさん転出の弊害が早速現れてしまった。



同時に今回は従来管理機で行っていた「中耕除草」もトラクターで牽引する方法に改める
ことにしていた。
実はこちらの試運転も一緒にやりたくて早めに納品して貰ったのだったが、トラクターとの
接続に時間がかかることが判明し諦めた。
試運転日は別途再設定することにした。
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上口叙信さん

2013-04-24 20:34:48 | 人生
同じ職場で一緒に働いたことは無かったが、会社時代に先輩として色々とアドバイスを頂いた恩義のある
上口さんは定年後のライフワークとして「書の道」選ばれた。
毎年頂戴する年賀状には大きな漢字一字を書いたものが多かった。
芸術的センスは皆無の私だが何か響くものを感じてアルバムに貼って大切に保管してある。



御年77歳、上口叙信との雅号を名乗っている先輩から「こころに言葉の種を蒔く」という本を出版したという
便りを頂戴した。
一冊は誰かにプレゼントしようと思い早速ネットで二冊注文した。



元NHKアナウンサーの鈴木健二さんの語録の選りすぐりを書にしたものでなかなか見応えがあった。



写真では紹介していないが本書には福島原発事故に関する語録も収録されていた。

「科学はそれが人類の幸福にいかに多く役立つかを十分に討論した上で使用しないと逆に人間に
災いになるというのが私の変わらぬ持論であった。しかし奇妙なことに研究者や関係者の答えは
『すべて人間の英知が解決してくれるでしょう』というばかりだった。
その解決の期待は今度の事故でまったく英知が働いていなかった事実を証明してしまった。」
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シイタケ

2013-04-23 21:17:30 | 山菜
市の予算(?)で1本40円が支給されるというホダ木片づけを途中放棄したお蔭で
ホダ場には良質のシイタケが沢山顔を出していた。
昨年同様に「販売は不可」なので自家消費用の僅かな分だけを収穫して来た。
「セシウム入りのシイタケ」かもしれないが実に「美味」だったが、改めて原発事故
に腹立たしい思いがした。

汚染されたものは食糧だけに限らず水、空気、土等のすべて。
もしかすると食べ物以外からの被曝量の方が多いのかもしれない。

そんな事を考えたら、自家用として食べる分はナメコも含めて来年から「ホダ木栽培
を復活させよう」と思うようになって来た。
山のキノコは勿論ホダ木栽培のキノコも食べられない「里山の生活」など「魅力半減」
どころの話しではない。



福島原発の汚染水漏れが問題になっている。
漏れが無くても増え続ける貯水タンクの有効な対処策も無い状態で、この僅か一点を
捉えただけでも「原発などに手を出してはならい代物」と気付かなければならないはず。

にもかかわらず自民党、電力会社、経団連等々原発推進派が少なくないのは「キチガイ
沙汰」としか思えない。
「原発事故の教訓」は何ら活かされることも無く、このまま「国が破滅」するまで突っ走る
つもりのようだ。

原発事故前は「原発の増設」を主張していた福島県議会議長が自民党本部調査会の
ヒヤリングで他道県が次々と原発再稼働を求めることに反発し途中退席したという。
普通の神経を持っていたら当然の対応と思えるのだが・・・。
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新しい家族

2013-04-22 20:54:13 | 家畜
今日から60羽の雌鶏と1羽の雄鶏の雛が家族の仲間入りをした。 
朝イチに到着した雛達は新しい住居に戸惑いながらも、与えられた餌や敷いてある
籾殻を啄んだり水を飲んだりしながら元気に動き回っていた。



近くで農作業をしながら気になって何度か鶏舎を覗いてみたら、一カ所に集まって
動かない時もあれば、逆に散らばって勝手に動き回ったりを繰り返しているようだ
った。



雛の内は皆仲良しだが、大人になるに連れて喧嘩を始めたりするのは「人間世界」
と同じ。



昨年の雛は成長してから仲間の攻撃で命を落とす者が多かった。
「イジメられっ子」に気付いた時は「犠牲者」となる前に古い鶏舎に隔離したりして
保護したが、今年はそこまで配慮できそうにない。

「弱肉強食」の世界で「たくましく生き延びて欲しい」と願っている。
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四月の雪

2013-04-21 19:14:46 | 天気
朝起きたら雪景色となっていた。
四月上旬の雪は珍しいことも無いが下旬に入っての雪は極めて稀。
その雪は昼過ぎまで降り続き道路も一時的に積雪状態になってしまった。
軽トラのタイヤを普通タイヤに替えているのを忘れて、坂道をスピードも落とさずに
進もうとして「ハッ」させられた。

しかし、この雪は山間地だけだったらしく産直に向う途中の平野部は雨だけで雪景色
にはなっていなかった。


(朝7時の景色)

この雪を見て「四月の雪」という韓国映画を思い出した。
ヒロイン役のソン・イェジンの好演に惚れて二度ほど観ている。
当然、録画コレクションに入っているので彼女に逢いたくなったら「また観よう」と思って
いる。
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