霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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大木の伐採

2013-04-12 19:58:28 | 環境
市野々の叔母の屋根を壊した元凶は家の直ぐ後ろに佇立している樅ノ木の大木。
数年前の落雷で上部が枯れ、それが強風で折れ屋根に落ちたもの。
「危ないから伐採しなければ・・・」と思っていた矢先の事故だった。
この「証文の出し遅れ」が随分と高い代償を支払う事態を招いてしまった。

事故後も樅ノ木はそのままだったので強風が吹く度に叔母は恐怖におののいてい
たが、その「心配の種」が今日になってようやく解消された。

家の後ろは小高い丘になっていてそこに樅ノ木の大木がやや家側に傾いて立っていた。
伐採業者がどんなやり方で家とは反対側に倒すのか興味があったので、午後に見学に
行ったら既に伐り倒した後だった。


(写っている人は屋根の修復から伐採の手配、更には保険適用の手続きまでしてくれた
 大工の棟梁さん)

後ろにある畑側から重機を使って引っ張たりもしたらしいが、それでも「胃が痛くなる仕事
で、無事に倒れるまで心配だった」と伐採のプロが話す難しい作業だったようだ。



実は樅ノ木同様に近くにある桜の木も伐採する予定だった。
しかし、今日はそこまで手が回らず樅ノ木の枝を切り取るだけで夕方までかかってしまった。



倒木を見て改めてその太さに驚いた。
年輪を詳細に数えた訳ではないが100年以上のものであることは間違いなさそう。
中心部の年輪が密で途中から広くなっているのは「最初は周囲の木に生長が妨げられたが、
途中から我が世の春を謳歌して大きく生長した証拠」との解説があった。
コメント (2)
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