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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

バアチャンの回復度

2013-02-08 21:17:23 | 家族
先月末に一関中央クリニックに転院したバアチャンは点滴で栄養補給をしながら
食べ物を飲み下す(嚥下)訓練に挑戦していたが日増しに上達し、昨日、点滴の
管が外れ今日の夕食に出た食事は八割方食べられるようになった。

そんな回復振りから「自宅療養に向けた受入準備を」と病院から通知されたので、
ケアマネジャーの指導を受けながら自宅介護の準備を本格化させることにした。

いずれ自分一人で食事が摂れるぐらいまで回復してくれればいいが、そこまで
行かなくとも食べられるようになったのは大きな前進。

「今は、ディサービス等々家族の負担が少なくて済む介護サービスが充実している」
とのことなのでそれらをフル活用するつもりでいる。
それに、ディサービスの施設が自宅から車で五分程度の近場にあるのも心強い。


(介護サービスの詳しい内容等が紹介されている冊子)

バアチャンの回復度は話す言葉が次第に聞き取り易くなっていることからも
うかがえる。
夕食を終えるのを見届け帰宅する家族に「どうもありがとう」と労いの言葉を
かけるところにも「バアチャンらしさ」が戻ったと思った。
コメント (2)
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一段落

2013-02-07 22:40:29 | 加工品
「ヘソ大根」作りは今日吊るし終えた分で今季の終了とした。
昨年上手く行ったハウスでの乾燥は、風が少なかったためか失敗してしまい急遽
そちこちの軒下を利用して「干し場」を作った。
若干窮屈気味だが、ハウスに干して「骨折り損のくたびれ儲け」とする訳には行か
ない。



一方、赤蕪の収穫も突然今日で終わった。
畑が雪で覆われているため残りがどれ位か検討がつかなかったが、残った畝は
「蕪は蕪でも白蕪」だった。



我が家の冬の風物詩である「ヘソ大根」作りと「赤蕪収穫」が終わるといよいよ春を
迎える準備がスタートする。
まずは水稲育苗用の「土の準備」から始まるが、今年から受託分が無くなり自家用分
だけとなったのであまり時間はかからないものと思っている。

それと併せて二月の太陽で雪が沈んだら支障木伐採や間伐を行って「来季用の薪の
準備」もしたい。

結局「年中無休」となるが、食うには困らないものの「せめて冬場ぐらいはノンビリした
い」という気がしないでもない。

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ナバナ

2013-02-06 21:17:57 | 野菜
今年のハウス野菜はホウレンソウやツボミナはほぼ毎日出荷しているが、ナバナは
忘れた頃に出す程度となっている。
ナバナも量は少ないものの毎日出荷するつもりで作付けしていたが、今年は寒さが
厳しいためか収穫期が近づいた頃に急に萎れて収穫不可となるケースが多かった。

他の葉物野菜と食べ比べて見るとお浸しでも味噌汁の具にしてもナバナが一番美味
しく感じられるが、産直ではあまり見かけないのはホウレンソウや小松菜ほど「寒さに
強くない」ためかと思われる。

また、同じナバナという品名でも種苗メーカーによって品種にかなりの差があり、たまに
「他の生産者のナバナ」を見かけることがあるが、全く別品種のように見えた。
我が家では黄緑の葉が特徴的「なタキイ種苗の「花娘」という品種を作っているが、「売れ
残る」ということが殆ど無いのはお客様もその美味しさを認めている」ということか。



昨日、「新鮮館おおまち」でツボミナを並べていたら顔馴染みではないお客様から
「ナバナは持って来てないの?」と尋ねられた。
かなりのナバナファンらしく「ナバナを食べたらホウレンソウなんか食べられない」と
言って5Pの予約注文を頂戴した。

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赤蕪

2013-02-05 20:31:37 | 野菜
数日寒さが緩んだが昨日から再び寒気が襲って来た。
畑で赤蕪を収穫している時はそれほどでもなかった雪が、家に戻って洗っている間に
本格的に降り出し、運搬車も積んである赤蕪も皆雪に覆われてしまった。


(洗い終わった赤蕪は薪ストーブの部屋に移して置くと明朝まで乾いて出荷が可能となる)

冬場の野菜出荷は「ハウス物」が中心となるが赤蕪はその例外で、ホウレンソウに
次ぐ「売上げ貢献」をしてくれているので有難い。
特に今年は大きく生長している赤蕪が多いので収獲する歓びもあり作業効率もいい。

価格は重さを目安に決めているが、分量的には大きい方が「お得」にもかかわらず
小さい方が先に売れる傾向があった。
しかし、最近になってその偏りが無くなりつつあるのは「大きい物は味も大味」という
偏見が無くなったためではないかと思っている。
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黒平豆

2013-02-04 21:28:59 | 穀物
放射能検査の関係で販売開始が遅れた黒豆、黒平豆、アオバタ豆を産直の店頭に
並べているが売れ行きは前期より大幅にスローぺースとなっている。
販売期間が極端に短縮された分「供給過多」状態なのかもしれない。

特に黒平豆は「売れ筋」との情報で初めて作付けしたものだったが「期待外れ」と
なっている。
普通の丸い黒豆に較べると収量が少ない難点もあるので「今年は作付けしない」こと
に決めていた。

もともと黒平豆は「煮易い」のが取り柄なので、自家用の「煮豆」としては専ら「黒平豆」
を用いているが、食べてみたら「極めて美味」なのに驚いた。

それが「黒平豆」の固有の特徴だとすれば「こんな美味しい豆を作らない手は無い」と
「作付せず」の方針を早々に改めることにした。



黒豆の「煮豆の作り方」はネット等で簡単に情報収集できるが、我が家の「生産部長兼
料理長」の採用している方法は以下の通り。
・水に塩、砂糖、醤油それにタンサンを少々加えてから60℃に温めたものに黒豆を一晩
 漬ける。
・煮る際は沸騰したらトロ火に切り替え「柔らかくなるまで」煮る。

写真は、食後のデザートや休憩時のオヤツとして大活躍中の黒平豆の「煮豆」。
コメント (2)
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