昨日の毎日新聞の社説は「総崩れの原発輸出」と題し、「 安倍政権が『成長戦略』の柱に
据える原発輸出事業が、総崩れの様相を呈している。」ことを報じていた。
そして、イギリス、トルコ、リトアニア、ベトナム、インドへの原発輸出が頓挫した経緯を
述べ、もはや「成長戦略にはなりえず」と断じ、最後に「脱依存への転換が急務」として、
「このまま原発輸出に執着していては展望は開けない。政府は、世界の潮流を見据え、速や
かな脱原発に向けて原子力政策を抜本的に見直すべきである。 」
と結んでいた。
(フードパワーの産直コーナーの一角。今年は動きが鈍い)
政府が原発輸出に積極的に取り組んでいることは、疑問に思いつつも知っていたが、それが
「頓挫している」ことまでは全く知らなかった。
改めて社説が「ニュースの経緯を理解するにも役立つ」ことを確認できた。