先日、産直からの帰路、郵便局の前で高校生7~8人がたむろしていた。
しかし、仲間同士の会話が全くないまま、それぞれのスマホを見るのに熱中しているのを見て
驚いた。
会社員だった20年ほど前、ITの進展でコミュニケーション手段が大きく様変わりし、PCを利用した
Eメールが社内の通信手段の主役に躍り出た。
それによって、大勢の同僚に瞬時に情報伝達が出来るようになり、更に「大量のデータの共有」も
可能となった。
また、インターネットを活用した情報収集が主流となり、仕事は大幅に効率化され、まさに「IT革命」
そのものだった。
(ハウスの側面は開き締め自由だが、風に煽られるのを防ぐためテープで抑えた)
ITの進展はその後更にスピードアップし、今はスマホ全盛時代を迎えて一層便利になったものの、
逆にその弊害も指摘され始めた。
冒頭の高校生のように「仲間同士の会話」が無くなりつつあるようだ。
会話不足は、社内での「スマホ利用禁止」や「メール禁止」を出す企業も現れるぐらい深刻な問題
に浮上して来ているようだ。