霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

キャベツ

2009-06-18 18:50:49 | 野菜
キャベツは害虫対策が大変で、見た目の立派なものを生産することはなかなか難しい。
そのため産直には出荷せず自家消費分のみを作付けしている。
しかし、今年は比較的順調に育ったものが多かったので、先日のTV中継の際に品数を揃えるために普段出荷していないキャベツも一緒に並べて紹介した。

TV中継が終わったら直ぐに欲しいというお客様が居たり、また、翌々日の朝に店頭にスナックエンドウを並べていたらお客様から「先日TVに映っていたキャベツが欲しい」とのリクエストがあったりして驚いてしまった。
他の生産者の立派なキャベツが並んでいるのに我が家のキャベツがご指名ということはやはり「農薬を使わずに育てている」ことが注目されたということか。

「そんな需要があるのなら」と今は申し訳程度に数個だけ出荷しているが、今日も千葉社長から「今日は何十個持って来たのしゃ」とからかわれてしまった。
憎きモンシロチョウが乱舞しているキャベツ畑もそろそろ片付ける時期となったので、明日は少し多めに出荷できるかも知れない。


(畑にある収穫前のキャベツ。周辺の葉は鶏のご馳走となる。)

年のせいもあるのかキャベツが生でも煮ても焼いてもまた漬け物としても美味しく感じられる。
こんなに美味しいものなら「来年はもっと作付け面積を増やそう」と二人で話しながら食べている。
キャベツの外葉は鶏が喜んで食べるのでどんな不出来になろうとも無駄になること決してない。
コメント (5)
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