霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

危機回避

2009-06-06 19:14:10 | 天気
雨不足で「霜後の滝」の上にある堤の水は減る一方となっていた。
最悪の場合はポンプで川から水を上げなければならない。
高低差と距離があるので大型のポンプが必要となるが、大型ポンプはここ五年ぐらい使っていないので修理をしないと使えない。
使わないかも知れないのに修理代を出すのは勿体ないし、また引き続き何年も使わない状態となれば再度の修理が必要となりそうだ。
その決断も土俵際まで追い詰められ、田んぼは「あと数日」でギブアップするところまで来ていた。

そんな危機的状況の時に深夜の2時ぐらいから雨が音を立てて降って来た。
一月半振りの「音を立てて降る雨」を聞いて「ホッ」と胸を撫で下ろした。
これで「梅雨入り」まで凌げれば今年は何とかなりそうだ。 



一方、大豆畑の危機は未だ続いている。
キラキラテープは殆んど効果が無く電柵も決め手にはなり得ず、山鳩は平気で芽を食べていた。
止むを得ずこれから芽の出る畝や既に芽を出した畝に藁を敷いて覆ってみた。
これがどの程度効果があるか不明なのでこれから蒔く分はハウスで苗を育ててから植える方法に変えることにした。
直播きに較べたら数倍の稼働となるが鳩に食べられるよりはマシと思うしかない。
コメント (3)
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