霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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絶滅危惧種

2009-06-02 21:33:43 | 自然
ワラビやフキそれにタラノメだって草刈りや刈り払いという人間の介在無しには存在し続けられない。
それと同様に動物の世界も人間の行動を無視した純然たる自然のままではこれまでの生態系は維持できないらしい。
先日の新聞では、人間が山に手を入れなくなったために若い山を好むムクドリが急激に減少しているという記事も紹介されていた。
植物や動物の貴重な生態系を維持するためには人間もその中に組み込まれていて「自然の一部」となっていることを証明するような記事だった。

貴重な生態系が残っている久保川流域の自然を守るために東大の生態系研究Gが早朝から家の近くの堤でブラックバスを釣り上げて退治していた。
早朝の方が捕らえ易いのだという。
夕方には同じくアメリカから渡って来て日本の生態系を乱しているウシガエルの捕獲をするのだという。

そのグループのメンバーと午後の一服時にお茶を飲みながら意見交換をすることができた。
貴重な生態系を維持するためには田畑を荒さないことが重要であり、そのためにも日本で一番憂慮しなければならない絶滅危惧種は「百姓という生き物」ではないか、ということで意見の一致をみた。



我が家の主力野菜に昇格したアスパラガスだが抑草対策では色々と試行錯誤を繰り返している。
今年は「藁を敷き詰める」作戦で勝負する。

コメント (5)
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