朝仕事

稲刈りに枝豆の収穫が重なる超繁忙期を過ごした反動から暫らくは起床時間が遅めとなっていた。
「寒い朝の時間帯に無理して動かなくとも…」という気持ちがあったことも否めない。
しかし、そんな安易な気持ちで百姓は務まらないようだ。
それでなくとも午前中は産直回りとなるので、朝仕事をしっかりとこなせるか否かは仕事の進捗に大きく影響して来る。
遅れ遅れで収穫が手付かず状態の大豆は畑で弾け始めている。

そんな反省から気持ちを引き締め直して早めの起床を復活させることにした。


(昨年までは殆んど出荷できなかったニンジンも今年はコンスタントに出荷できるようになった)

今の時期は少し無理をすれば朝五時半ぐらいになれば外仕事も可能となる。
やや薄暗い内に動き出し、仕事をしている内に徐々に明るくなるというのは凄く嬉しい気持ちになる。
そして朝食前に一仕事を終えると何か得をしたような気持ちになるから不思議だ。
「早起きは三文の得」とは良く言ったもの。