霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

溝切り

2008-07-04 21:43:58 | 
「溝切り」は水田の排水を促進して秋の刈り取りの作業環境を良くするのが主目的。
中干し後数日してからが理想だが、昨日からの雨で畑仕事はできないのでやれる仕事を進めるしかない。
昨年は溝切機が故障したこともあって時期を失してしまい溝切りを省略してしまった。
幸い秋の天候に恵まれたため稲刈りに特段の支障は無かったが、毎年そんな天運に恵まれるとは限らない。
除草機と一緒に新しい溝切り機も調達しこの日に備えていた。



田んぼの水は昨日の朝に降ろしたので、もう水は残っていないように見えたが、ご覧のとおりできた溝を伝って水が流れ出て来る田んぼもあった。
稲刈りの時にこんなに水が残っていたのではコンバインが悲鳴をあげてしまいそうだ。



溝切りは、給水の時もこの溝を通って水がすみやかに田んぼ全体に行き渡らせることができる。
手はかかるものの美味しい米作りのためには給排水を繰り返すのがいいようだ。

「溝切り」は除草機押しに較べたら田んぼを数回往復するだけなので楽勝かと思って始めたが、雨あがり後の蒸し暑さも手伝ってキツイ初仕事となった。
二時間もしない内に汗でズボンがベタ付き着替えが必要になった。

夕方近く、今年初めてヒグラシの声を聞いた。
いよいよ夏本番。
夕食の飲み物も350ml缶の発泡酒から瓶ビールに昇格した。
コメント (6)
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