霜後桃源記  

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夕顔

2008-07-15 21:36:47 | 野菜
夕顔は夕方に白い花が咲き、翌朝しぼむことからこの名がついたという。
今年は後山の東南に面した急斜面の土手の直ぐ下の畑に種を蒔いた。
日当たりが良く気温も高めなので早い収穫が期待できるのとツルが棚の代用となる土手を這い上がって沢山実を付けるのではないかというのがオバサンの「獲らぬタヌキの皮算用」もある。

去年までは支柱を立て棚を這わせて見上げていた夕顔を今年は土手の上から見下ろす形となった。
早い生産者は既に産直に出荷しているが我が家の夕顔はまだまだこれから。
それでせも豊作を期待させるような大きな葉を付けているのでこれからが楽しみ。

夕顔は、収穫したあとのパッキングや計量も必要なくそのまま値札シールを貼るだけで出荷できるので手のかからない野菜の筆頭株。
それに生鮮野菜と異なり日持ちするので売れ残りの心配も要らないので、これからも力を入れたい「販売用の野菜」のひとつとなっている。



二時過ぎに畑に到着した時は花がしぼんでいたが、六時過ぎに帰る頃には白い花が開き始めた。
「源氏物語」にも出てくる夕顔の白い花は、夜露を浴びた朝が一番美しいように思える。
コメント (3)
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