日課

産直へ出荷する野菜類は原則として朝に収穫する。
毎朝オバサンは収穫期となっている畑を腰カゴをぶら下げて巡る。
今収穫しているのは、シソ、アスパラガス、インゲン、ホウレンソウ、蕎麦の葉、それにエグネにあるミズなどがある。
収穫後にパッキングを済ませてから朝食を取るのが理想形だが、朝食後までズレ込むこともしばしば。

出荷準備が整ったところでオジサンが軽トラに積んで出かけるというのがいつものパターン。
両者の稼働時間を合計すると優に半日を要す。
繁忙時にはこの時間が勿体ないような気がするが、貴重な収入源となっているだけでなく産直を通したお客様とのやり取りが農作業の大きな活力源となっているので、これを割愛する訳には行かない。



オバサンが収穫時にアスパラガスに留まっているオニヤンマを発見した。
これから本格的に活動する準備段階にあるのか、近づいても飛び立つこともなかった。
昨年辺りからオニヤンマの数が随分増えて来たが、今年も悠然と行き来するオニヤンマの勇姿が眺められそうだ。