goo blog サービス終了のお知らせ 

霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

武田鉄矢は変人?

2007-01-27 08:31:31 | 家族
もう20年前ぐらい前の話しになるが、盛岡時代にオバサンは癌の疑いがある悪性腫瘍で手術を受けた。
手術後に医者から「長くともあと二年の命となるかもしれない」と宣告され、オジサンは衝撃を受けた。
医者の前では何とか抑えたものの、病院の暗い廊下で窓の外を向きながら流れる涙が止まらなかった。

結論から言うと、心配された転移もなく無事に今日まで生きて来られたのだが、問題は、その時のオジサンの心理状態にあった。
「最愛の妻が死んでしまったら、寂しい、悲しい…」と動揺した混乱状態の中で、なんと「妻が死んだら若い女性と再婚できるかも?」という不謹慎なことまで頭に浮かび、予期せぬ「男の本音」に自分でも呆れ返ってしまった。

この恥ずかしい心境については、誰にも打ち明けず心の奥深くしまっておいた。
ところが、ある時、TVの対談番組で武田鉄矢が全く同じ心理状態だったことを告白しているのを見てから、オジサンの負い目はグンと軽くなった。
「ナーンダ、男って皆そのような心境になるものなのだ」と安心し、他人にも話すことができるようになった。

でも、最近また少し考えが変わって来た。
武田鉄矢はやや変人のようなので、彼の心境を「世の男性の代表として一般化するのは危険ではないか」と思い始めた。

単に「同じ変人がもう一人居ただけ」なのかもしれない。



明日、山形で開催されるバドミントン大会に参加する。
折角の機会なので今夜は上山温泉に二人で一泊することにした。
行く途中で、いつも親交のあるお得意様に米や野菜を届けるため、オバサンは畑から野菜を収穫してきた。



コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする