バレーボール大会

第29回厳美地区対抗365歳バレーボール大会が開催された。
選手の年齢総合計が365歳を超えることと女性が三名以上入ることが出場要件となっているユニークな大会。
霜後は小さい地区でバレーボール経験者も少ないことから、我が家では下宿人(長女)を含めて三人で参加した。

順調に勝ち進み、あと一点取れば決勝進出というところまで行ったところで、アクシディントが起きた。
前衛ライトを守っていた選手がブロックした際に相手の足を踏んで骨折し、リタイヤする破目になってしまった。
こういう事故が起きると選手層の薄いチームは辛い。
主力メンバーが一人欠けただけでチームはガタガタとなり、逆転負けを喫してしまい、続く三位決定戦もボロ負けという結果に終わってしまった。

エースアタッカーを担ったオジサンは、相手チームから「フェント狙いのアタッカーだ」などと野次られながらも、一週間毎晩練習に参加した成果が現れ、アタック決定率50%ぐらいは何とか確保できた。
しかし、張り切り過ぎてボールを追いかけた際にステージに腰骨を激突させてしまった。
オバサンからは「怪我するほど頑張ることはないのに」と戒められたが、本人だって怪我するつもりでやっている訳ではない。
ただ、勘が鈍っているためステージまでの距離感がずれていたようだ。
痛さを我慢してその後もプレーを続行できたので、明日からの仕事に支障は無いものと思っている。



予期せぬアクシディントで公民館で開催された反省会もイマイチ盛り上がりに欠け、話題もバレー以外の世間話しに終始した。
ジャンプを何回もしているオジサンは、脚が冷えてくると頻繁に「つる」ので何回も席を外し、苦痛に顔を歪めながら脚を伸ばす必要があった。

不幸な怪我もあり残念な結果だったが、個人的には予想以上にいいアタックが打てたので十分満足できる一日だった。
来年はもっといいプレーができるよう練習に励みたい。