霜後桃源記  

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立て看板の効果

2006-05-06 20:40:36 | 山菜
屋敷林のタラノキを切り取って持ち去るという不逞の輩が居た翌日から、「立入禁止」の看板を立てた。
立て看板はその使命を十分に果たしてくれた。看板を無視してまで入るワルは居ないようだ。
その成果が写真のように大きくなったタラノメだ。道路の直ぐそばにあるにも係らず、この大きさまで育ってから採ることができた。
これまでは、大きくしようとしてもその前に誰かに採られてしまうので、まだ小さい内から早めに採ってしまい、それが習慣になってしまっていた。何ともモッタイナイことを平気でやっていたのである。

今朝も、いつものとおり林の中を一周りしたが、十分に生長したタラノメが多いため、持っていた籠に入り切れなくなってしまった。これは初めての経験で、今後のタラノメ栽培に大きな弾みがついた。



連休も明日で終わる。楽しかった山菜採りのゴールデンウィークも一段落となる。
この一週間、タラノメと並ぶ人気だったコシアブラは、もう葉が大きく開いて来ており、シーズンの終わりを告げていた。木や場所によって芽を出す時期が異なるタラノメと違い、コシアブラを収穫できる期間はせいぜい一週間程度のようだ。
葉を摘んだときにプーンとくるあの独特の清涼感のある香りとも、来春までお別れかと思うとすごく寂しい。
コメント (5)
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