霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

立て看板の効果

2006-05-06 20:40:36 | 山菜
屋敷林のタラノキを切り取って持ち去るという不逞の輩が居た翌日から、「立入禁止」の看板を立てた。
立て看板はその使命を十分に果たしてくれた。看板を無視してまで入るワルは居ないようだ。
その成果が写真のように大きくなったタラノメだ。道路の直ぐそばにあるにも係らず、この大きさまで育ってから採ることができた。
これまでは、大きくしようとしてもその前に誰かに採られてしまうので、まだ小さい内から早めに採ってしまい、それが習慣になってしまっていた。何ともモッタイナイことを平気でやっていたのである。

今朝も、いつものとおり林の中を一周りしたが、十分に生長したタラノメが多いため、持っていた籠に入り切れなくなってしまった。これは初めての経験で、今後のタラノメ栽培に大きな弾みがついた。



連休も明日で終わる。楽しかった山菜採りのゴールデンウィークも一段落となる。
この一週間、タラノメと並ぶ人気だったコシアブラは、もう葉が大きく開いて来ており、シーズンの終わりを告げていた。木や場所によって芽を出す時期が異なるタラノメと違い、コシアブラを収穫できる期間はせいぜい一週間程度のようだ。
葉を摘んだときにプーンとくるあの独特の清涼感のある香りとも、来春までお別れかと思うとすごく寂しい。
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5 コメント

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Unknown (masa)
2006-05-07 13:47:10
りっぱな、タラノメなんでしょうね。
芽を摘み取っても、食べると聞きましたが、
その後の成長に影響しないのですか?
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Unknown (「霜後」のオバサン)
2006-05-07 20:57:18
masaさん、コメントありがとうございます。
タラノメは摘み取っても、二番手三番手の芽が次々と出てきますので枯れる心配はないようですが、コシアブラは芽を全部摘み取ってしまうと枯れてしまいます。

立派なタラノメに生長したので、販売価格も少し強気で出してみましたが、見事に振られました。
販売方法にもまだまだ工夫の余地があるようです。
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Unknown (masa)
2006-05-07 22:55:18
「道の駅」ではなくて、料亭に持ち込んだ方が?
高値でってことに、そうはうまく行かないか?あは!
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Unknown (ぴんくちやん)
2006-05-08 10:33:28
たらのめやら山菜、おみごと。おばさんはか弱く見えますがおじさんより、すごいですよ、わたしわ、お二人の
わかかりしころから、しっつていますからね、ないすこんびです。                    、
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Unknown (「霜後」のオバサン)
2006-05-08 21:57:18
masaさんへ 
アドバイスありがとうございます。早速、詳しい人に訊いてみましたら、その種の売り込みは結構あるとのことです。一過性の商品ではなく継続性がありかつ数がまとまらないと難しいようです。
タラノメは、争そって採るためまだ小さいものが出回りますが、それが一番美味しいものと誤解している方が多いようです。

ビンクちゃんへ
お褒めの言葉、ありがとうございます。
ピンクちゃんご夫妻同様我が家もキャラの異なるのが幸いしているのかも知れません。
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