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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

苗の配達

2006-05-12 20:14:23 | 
受託して育てた水稲の苗の配達がピークを迎えている。
依頼してくるのは殆んどが兼業農家のため田植えは土日となる。
いつもなら先週と今週ぐらいに分散するのだが、今年は低温と雨による作業遅れのため今週末に集中してしまった。
配達時間指定で、朝は5時半から夕は6時まで苗箱を一杯に積んだ2台の軽トラックは
東へ西へとフル稼働だ。配達先はすべて一関市内ではあるが、片道30分もかかる所もある。
配達先も庭先の場合もあれば、直接田んぼの畦道の場合もある。畦道では手渡しで下ろすので運転手一人では手が回らないため人足役としてもう一人必要となる。一方で、有料の配達を希望せずに取りに来るお客様もある。
それらの対応で、家族全員が役割分担とスケジュールを明確にして進めている。



ハウスから苗を一輪車で運び出し、トラックに積み込み、配達先で下ろす。少なくとも一つの苗箱を三回は上げ下げする。それを一日中繰り返していると疲れるし腹も減ってくる。
しかし、一つの配達が終わる毎にハウスの苗が徐々に減って行くのを見るのは心地よい。
来週の前半でハウスの中は殆んど空になる。朝の水かけから解放され、冬場の土オロシから始まった長い育苗作業が完了する。
その達成感と満足感を存分に味わえるよう、もう一頑張りだ。


コメント (3)
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