転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



若い男から110番、出てみれば「ゴキブリが気持ち悪い」(読売新聞)
『「ゴキブリが家の中に出てきて、気持ちが悪い」昨年夏、大阪府内の警察署に、若い男性から電話がかかってきた。対応した署員は「自分で駆除できるはず」と考え、この依頼を1度は断った。』『しばらくして再び同じ男性から「本当に困っている。来てくれ」。最寄りの交番にいた50歳代の男性警部補が男性宅を訪ねると、おびえた目つきでゴキブリを見つめる若いカップルが待っていた。警部補はゴキブリを駆除し、死骸(しがい)をビニール袋に入れて持ち帰った。』

一読したとき、ケーサツを呼ぶなんてよくよくのことだから、
多分、家じゅうがゴキ邸になるほどいたのだろう、と思った。
だが警部補が簡単に駆除し、ビニール袋に入れて持ち帰った、
というのは、つまり、ゴキ男くんは、たった一匹だったのか。
そんな、ツノの取れたカブトムシくらいで騒がなくても、
殺害するに忍びないと思うなら、共存だって可能だろうに、
どんだけデリケートなカップルですかと、ワタシは感心してしまった。

でももしかしたら、このふたりは、ゴキのいない北海道とか、
あるいは緯度の高い外国で育った人たちだったのかもしれない。
官舎で知り合った、小樽出身の若い奥さんが、
ミミズは素手で触れるし、ネズミの観察も怠らないヒトだったが、
ゴキだけは心底驚かれていたことがあった。
あんな物凄い生き物は見たことがない、これで覚えました、
と後から真剣に仰っていたものだった。
でもこの方だって、110番通報はされませんでしたがね。

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・昨日の夜、広島に戻ってきた。
金沢は実に良い街だった。とても気に入った。
何しろ三十年前の記憶しかなかったので、行く前の私は、
金沢は新幹線もまだ来ていない北陸の、穏やかでひなびた街、
というイメージしか持っていなかった。
ところが、今回目の当たりにした金沢は、
昔ながらの、しっとりと落ち着きのある風情が維持されていると同時に、
明るく洗練された、開放的な気分が街のあちこちに満ちていて、
とてもセンスの良い都市計画がなされていることがわかった。
古い町並みや雰囲気が魅力である地域はいろいろと他県にもあるが、
そこに、新しい者もヨソ者も全部を受け入れる、
軽やかな空気を併せ持っているのは金沢独特で、とても面白いと思った。

・金沢から大阪まで特急サンダーバードで来て、一度降りて食事をした。
帰りに、新大阪から新幹線に乗るのに、ふと売店を見たら、
以前のように赤福がたくさん売られていた。ので、早速、買った。
私は本当に赤福という製品のファンなのだ。
ちなみに友人によると、なぜか、前の赤福のほうが美味しかった、
ような気がする、という話だった。
いっぺん冷凍したほうが、良い味が出るのだったりして(殴)。

・帰ってきたら、中国の胡錦濤国家主席が、
上野にパンダを貸して下さりたい意向であることが報じられていた。
私は動物が好きなので、パンダが日本で見られるのは有り難いのだが、
高額有料での貸し出し、という点が気にならないワケではない。
前に書いたが、和歌山に既に六頭もレンタルパンダがいて
これらが親子関係であることが繁殖という観点からは問題のようなので
二頭か三頭を中国に返して、交換で新しい「つがい」を
日本に来させて貰うというのは駄目ですか、
と思うのは、・・・・・やはり私がケチなせいでしょうか。
ときに、和歌山の子パンダ達のうち、ひとりだけ母の連れ子だった長女が、
先日、母の夫(つまり義理の父)と結婚(?)したようで、
ここの家族関係はますます複雑化している。

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