転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



今朝8時半頃のことだった。
主人も娘も既に出かけており、家の中には私だけで、
恒例のNHKラジオ『まいにちスペイン語』も終わったし、
さて掃除をするかと、思ったときだった。

『ピ!ピ!ピ!ピ!ピ!』
『ピピーーーー!!』

と、玄関ドアのセキュリティ・システムの音がした。
最初の『ピ!ピ!ピ!ピ!ピ!』は暗証番号を入力した音で、
あとの『ピピーーーー!!』は、それが拒否された音だった。

『ピ!ピ!ピ!ピ!ピ!』
『ピピーーーー!!』

『ピ!ピ!ピ!ピ!ピ!!』
『ピピーーーー!!』

『ピ!ピ!ピ!ピ!ピ!!!』
『ピピーーーー!!』

主人か娘が、忘れ物でもして、急いで帰ってきたに違いないのだが、
よほど慌てているらしく、凄い勢いで立て続けに暗証番号を入れ、
操作が早すぎて押し間違えるのか、何度入力しても拒否され、
しまいに、ドアは、ピピピピー!!と鳴いて、凍結してしまった。

もちつけ。ホンマに。
トイレに間に合わんとか、そういう理由か。
と苦笑しながら私が玄関まで出て行って、内側から開けた。

・・・すると!外には、
全然知らない女性が立っていた。

女性「わっっっ!!」
転妻「あれっっ!????」
女性「え・・・、あっ!!すみません~!!階を、間違えました!!!」

・・・・・・・・・・・・(^_^;。
いや、こっちこそすみませんでした。
おバケでも見たようなリアクションを取ってしまいました。
相手のほうも驚愕してた様子ではありましたが。

このことで、私は、あまりにも自分が不用心であったことを知った。
なんであれ、内側からドアを開けるときは、
外にいるのが何者であるか、ドアスコープから確認すべきだった
(官舎にはドアスコープの無いのが結構あったので、どうも習慣にならず)。
今回は偶然、部屋を間違えただけの、同じマンションの住人だったが、
これがもし、意図的に侵入しようとした強盗だったら、どうなっていたか。

しかし、まあ、家宅侵入をする側としても、
このやり方はリスキーでは、あるかもしれない。
よほどリサーチしてかからないと、内側からドアを開けるのが、
果たしてどんな人物なのか、わからないからだ。
神取忍(私、同い年です)みたいな奥さんやったら、凄いぞ。

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