保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

得意技はリサイクル品のリフォーム

2013年05月09日 | 日々の暮らし

年金暮らしで少ない小遣いをヤリクリする中での洋服の大半は
リサイクルショップで購入しています。

それも、余程のことがない限り1着840円以上出すことはありません

若い頃に生家のレディースアパレル店を手伝った経験から
特に普段着にするカジュアル物は“質より量”、つまり
例えば5000円の1着の新品より7~8着以上の中古品を手に入れた方が
オシャレの「幅」が確実に広がると思うからです。

高いお金を払って1着1着を慎重に選ぶ場合
普通は各人の好みの範囲をはみ出すことはまずあり得ず
他人が見たら同じような趣味の服を買い揃えることになり冒険できないのです。

その点、315円・525円・840円程度の負担でしたら
今までの趣向の流れからちょっと逸れてみることができ
これが意外に気に入ることがあったりして別の自分を見つけることに繋がったりします。

もちろん、昔の景気の良い時のように、月3~5万円程度
オシャレにポンと出費できれば何も中古品に手を出す必要はありませんが…

生家には丈やウェスト詰め等、寸法直しのおばちゃんがいて
生まれた時から足踏みミシンを玩具にしていたくらいですので、見よう見まねで覚えた
ボタン付けや直線縫いはガキの頃からずっと自分でしています。

こうしたリサイクル品を利用する場合
この程度の裁縫の技術と、さらにやる気そして根気があると重宝します。

キズなどの瑕疵があると特に安く購入できるからに他なりませんし
ワッペンを縫い付けたりボタンを交換するだけで雰囲気がガラッと変わったりして
自分の好みに変えることができるからです。

ちょっと前に購入した「擦りキズ有り」のバックスキンのブーツは525円
ワイヤーブラシで軽くこすったら綺麗になりましたし
このクロだった同じ2個のサングラスは
こちらは前職の塗装の技術を活かして缶スプレーで派手と地味の色違いに変え
どちらもスキーシーズンの終わりに大活躍してくれました。

今回のカーゴパンツは裾のゴムが伸びきっていて840円
新たな分野でちょっと冒険したつもりですが、履いたら結構、気に入って
手芸店で235円の色ゴムを購入して交換、ついでにポケットのフラップが開きぎみになるので
手持ちのマジックテープを追加で縫い付け無事、お気に入りの仲間になりました。


(一針一針手縫い。どんなワッペンも同じ方法で付けられます)


(裾のベージュのゴムはこげ茶色にしました)

手芸店ではさらに補修用アイロンプリントを購入、30年間ほど着ている
香港で買った大のお気に入りのTシャツ2枚(レディースSですがちょうど良い)の
長期使用によるほつれ穴を埋め、さらに襟ぐりは手縫いで補修しました。


(綿用補修テープを丸く切り抜いて貼り付け)

ところで、すでにシーズンは去りましたが、フリースなどの合繊は“ハンダごて”で
接着・穴開けなどの熱加工が容易にできますのでキズモノ大歓迎でした。

時間はいくらでもあるのですから、こうして週に1度はお気に入りの
できれば瑕疵のある格安品をリサイクルショップで物色している爺なのです。

 

 

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