今年もまた数日前の早朝ので
今頃の早春に降る雪を“なごり雪”と表現していましたが、私の知る限り
こういう雪の種類または状況の描写(吹雪、細雪など)はないはずで
多分イルカさんの「なごり雪」の影響で
こうして一般的に使われるようになったのでしょう。
この詩のイメージからするとこの時期に降る雪が
人々に嫌われる感じはありませんが
実際は「また雪?」とか「まだ降るの?」とか
好かれているとはとても思えません。
特に今年などは「雪はモウいらない」のです。
さらに街中の日陰に残っている別の意味の“なごり雪”は
確か「枕草子」が「徒然草」か忘れましたが
『いと汚しもの』として取り上げられているように
黒っぽく汚れて、まさに冬の“名残り”として
いまでもアチコチに凍り付いています。
詩の世界はともかくとして
すでに「降る」も「凍り付く」のどちらも
すでに日々の生活の上では不要なモノです。
一部スキー場関係者を除いては…。
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