先日打ち合わせをしていて、ブライトリングという時計メーカーを知っているかという話になりました。
時計に興味がある人はもちろんよく知っているメーカーですし、モノが好きでこういったことにアンテナを張り巡らせている人ももちろん知っている有名時計ブランドですね。
ベントレーとコラボレーションしたりしている、もしかしたら有名時計ブランドの中でもかなり知名度の高い方なのかもしれません。
でも、ブライトリング、確かに微妙で、ロレックスやタグホイヤーなどのような一般的な知名度まではないかもしれません。
ロレックスはさすがに例えば街を歩く100人に聞いたらほとんどの人が知っていると思います。
そう思わせるのはさすがで、それはロレックスを今まで支えてきた人たちの努力であって、ロレックスが今まで築き上げてきた信用の末の知名度なのだと思います。
万年筆の業界でロレックスと同じくらい有名なのはモンブランです。
万年筆を使ったことのない人でもモンブランの名前だけは知っているという人はたくさんいます。
モンブランと聞いて「ケーキ」と思う人は日本ではもはや少ないかもしれません。
モンブランのこの知名度も今まで良質な筆記具を作ってきた今までのモンブランを支えてきた人たちの努力のたまものであって、多くの顧客がモンブランを支えてきたからなのだと思います。
それは使いやすく丈夫な筆記具を適正な価格で提供してきたから尊敬されてきたわけです。
こうやって考えると万年筆メーカーの知名度はどこも本当に低くて、モンブランしか一般的には認知されていないのではないかと思ったりします。
私たちが誰もが知っていると思っているペリカン(は一般的な知名度はまだある方かもしれませんが)もアウロラも、そこので働いている人たちはもちろんがんばっているけれど、まだまだ一般の人には知られていないのかもしれませんね。