横浜に出張販売に行っていた夜、妹から父が心筋梗塞で緊急手術をしたと連絡が入った。
何かしたいけれど横浜にいるのでどうしようもなく、対応を妹にお願いした。
幸い術後の経過は良好で、手術をした病院の前に行ったかかりつけ医の駐車場に駐めたままになっている車のことを心配していて、神戸に戻ったら引き取ってくることになった。
午前中に日課になっているジムでウォーキングマシンをしている時に心臓が痛くなって、そのうち激しい肩こりがして、脂汗が出始めたそうです。シャワーを浴びて家に帰ってから、かかりつけ医に診てもらおうと電話したら、夕方なら空いているという。
5時にかかりつけ医に行って診せたら、すぐに救急車を呼ばれて大きな病院に行ったとのことで、それで車が駐めたままになっていたのだ。
かかりつけ医には、次はすぐに救急車を呼ぶように言われたそうです。
手遅れだったと言われても仕方ないほど時間が空いてしまったけれど、運がよかったのだと思います。
本人は「まだ生きていていいということか」とあっさりしていて、元気に動き回っているので本当によかった。
ウチの家系は変な体力だけはあって、皆丈夫で、多少無理しても倒れないことは恵まれていて有難いことだと思っています。
私も店を始めて、熱を出すことはたまにあっても、店を休みにしなければいけなかったことはなかった。
親指にシャーペンの芯を刺して、中に残った芯を取り除いてもらうために、店を半日抜けたことはあったけれど。
オートマチックシャープで、指に刺さった時に自動的に芯が出て、さらに深く刺さったので、オートマチックシャープの扱いには気を付けた方がいい。
今年79歳になる父は、まだまだ元気で丈夫だと思っていた。でも時間が流れて自分も齢をとっているので、父もその分齢をとっているので、こういうことも当然あるのだと思う。
タフだと自分では思っているけれど、数年前の代官山の出張販売の時、貧乏性のため少し無理なスケジュールを組んでしまい、3日あるスケジュールの2日目に熱を出したことがあった。
暑い日だったのに、震えながら仕事したことは教訓になっていて、あまり無理は利かなくなっているのだと思うようになりました。
自分が何歳まで元気に店をやっていられるか分からない。ゆっくり余生を過ごしたいとは全く思わないし、私たち自営業者にゆっくり余生を過ごす年金はないのであてにはしていない
80歳を目標にしているけれど、いくら元気でも世の中に求められなくなったら、自分で察知して身を引かなくてはいけないと思っている。