中屋万年筆は、そのデザイン、コンセプト、物作りの考え方などが好きで、お気に入りのブランドでした。
中屋万年筆を先頭に立って引っ張ってきた吉田さんとはよく話す機会があって、中屋万年筆について社外の人間の中ではかなり理解している方だと自分では思っています。
小さな会社だからできること、小さな会社だから生き残るためにしなければいけないことを中屋万年筆は実践していて、共感を持てて、勉強になることもたくさんありました。
そんな中屋万年筆は基本的に使われる人の書き癖に合わしてペン先調整をして、お好みのボディデザインを選んでいただくオーダー制になっていますが、店に来られたお客様にすぐに選んでいただけるものを10本ほど用意しました。
1本1本のペンのボディとペン先サイズの組み合わせ、ペン先デザイン、ボディカラー、クリップ色の取り合わせを考え、1本ずつのペンにストーリーを持たせたいと思って考え抜いた組み合わせで、当店からの中屋万年筆の提案を形にしたものだと思っていただけたら、選ぶのも楽しいと思います。