これは昨年の画像ですが、角の桜がチラホラ咲き始めました。
今の状態になって2か月が経ちます。
ウイルスの拡大防止に協力しないといけないけれど、今の何かに頭を押さえつけられているような状況に嫌気がさしてきて、そろそろ気分を変えたいと皆思い始めているのを感じます。
私たちのような店は、売上という成果が自分たちの給料になっているので、外の世界がどうなっていても店をまず開けないといけない。
世間は今も非常事態に近いものであることは分かっているけれど、もう一方の頭では自分の生活や店の運営という現実があって、バランスを取らないといけない。
専門家という人は自分の専門分野であるウイルスの拡大防止だけのことを考えていたらいいけれど、私たちの生活はそれだけでは成り立たない。防疫も大事だけれど、それだけを言っていられない。
本当は様々な専門家の意見を総括して政治がバランスをとるのかもしれないし、メディアもその責任を負っていると思っているけれど、どちらも様々な専門家の意見をそのまま伝えているだけに見える。
だから私たちは自分でバランスを取らなくてはいけないけれど、きっと先人たちは皆そうやって生きてきたのだと思います。
私たちに正しい情報が届いているのか分からないけれど、いろんな噂や報道で聞くわりには自分の身近な人で感染したという話を聞かない。
ウイルスを恐れないわけではないけれど、私はそれよりも自分たちの日常が立ち行かなくなることが怖い。そしてウイルスの拡大防止ということを振りかざして人を糾弾したり、今の混乱を利用しようとする人の心の変化が怖いと思う。
当店は今までコーヒーの提供を中止していましたが、本日から再開いたします。