元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

連休

2022-12-04 | 実生活

いくら好きでやっている仕事でも、連休を取らずにいると、何か行き詰っているようなマンネリ化しているような感覚になっていましたし、気持ちも疲れ始めて、弱くなっていたような気がしました。
少し仕事から離れる必要のあった、いいタイミングだったと思います。

昨年は1カ月早かったけれど、同じ頃に連休をしていました。
連休真ん中に店に泥棒が入って大騒ぎになりましたが、あれから1年経った。
あの日から店の防犯を強固なものにして、休みの日でも少し安心していられるようになりました。

休みのうち3日間は鎌倉に行っていました。
横浜の高校で歴史の教師をしている息子と合流して、定番の鶴岡八幡宮の他に鎌倉幕府が最初に開かれた大倉幕府跡や源頼朝の墓などを巡り、歴史について考えながら歩きました。

5日の休み中4日は15000歩以上歩くことができて、普段運動ができていないので嬉しかった。
若い時は、自分の歩く歩数なんて考えもしなかったけれど、今は結構気になります。

観光地の中のお土産物屋さんを見るだけでも勉強になることはたくさんあって、自分の仕事についていろいろ考えることもできましたので、仕事においても有意義な連休でした。

息子がどんなところで新婚生活を送っているのか、前から気になっていましたので、最終日新幹線に乗る前に妻と二人で仲町台まで行ってみました。
駅を降りてせせらぎ公園を通って、息子とお嫁さんが通勤していると思われる道を歩いてみました。
観光では絶対に来ないようなところですが、知らない街を歩くのは楽しい。
近所の住宅街でも行ったことのない所を歩くのは何か発見があったり、自宅の近くにいることを忘れてしまいそうになって面白い。今回は近くにいるような感覚になりました。

きっと日本中に似たような住宅街があるのだろう。同じころにできた街はどこも似ているのかもしれません。
しかし、さすがに横浜で、住宅街でも垂水に比べると人通りが多かった。

息子たちが住む家を見て引き返してきましたが、こういうところに住んでいるのかと見ることができて満足して帰ってきました。
実際に見たので、これからは明確なイメージを持って、息子たちの暮らしについて想うことができる。それだけでもとても有意義だったと思います。
元気で、前向きに生きてくれていたらと、いつもどうしても気にしてしまうし、夫婦の会話は息子のことが多くなります。きっとこれが親心で、
子供がいくつになっても、そのように思うのだと思います。