イベント自体は、オリジナルインク、新製品のインクノート、筆文葉のリフィルなどは人気があり、予想通りでしたが、ぺン先調整、それも細く書けるようにする調整の重要がやはり多かった。
でもあれもこれもと欲張ってしまい、商品ラインナップがぼやけてしまったことは来年以降の反省です。
たった2日間のイベントで、丸3日間の滞在でしたが札幌の街に愛着を持って帰ってきました。
雑多だけどスッキリした街の雰囲気、メリハリのある気候、本州にない広大さを感じさせる地形など。
しかし、一番の愛着の理由は人との出会いでした。
イベントに来られたお客様とどこから来られたのか、その知らない町がどんなところかなのかといった話を様々な土地に詳しい北晋商事の金さんを交えて話すのがとても楽しかった。
商品の販売やペン先調整をするために札幌に来ていて、採算が取れなければ大人の仕事とは言えないけれど、どれだけの人と楽しく話せたかということもイベントの成果だと、イベントをするうちに思い始めました。
イベントは行列ができるようなものではなかったけれど、お客様お一人ずつとそういうお話をすることができて本当に嬉しかった。
普段はモノクローム写真のオリジナルプリントを飾って販売しているギャルリー ノワール/ブラン の場所を貸して下さった北晋商事の金さんご夫妻には、イベントの準備からイベント中の接客、後片付けまで手伝っていただいて、お世話になりっぱなしで申し訳なかったけれど、お二人との時間も札幌に愛着を持った理由でした。
狸小路商店は、外国人観光客も多く、様々なお店が立ち並ぶ活気のある商店街でした。
土産物屋さんと同じくらい飲食店も多く、お昼ご飯や夕食を食べる店を探しに来ても楽しめると思います。
札幌市内の方はもちろん、北海道内全体からお客様に来ていただけるように、このイベントを恒例のものとして定着させたいと思いました。