元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

札幌でのイベント

2017-06-27 | 実生活

イベント自体は、オリジナルインク、新製品のインクノート、筆文葉のリフィルなどは人気があり、予想通りでしたが、ぺン先調整、それも細く書けるようにする調整の重要がやはり多かった。

でもあれもこれもと欲張ってしまい、商品ラインナップがぼやけてしまったことは来年以降の反省です。

たった2日間のイベントで、丸3日間の滞在でしたが札幌の街に愛着を持って帰ってきました。

雑多だけどスッキリした街の雰囲気、メリハリのある気候、本州にない広大さを感じさせる地形など。

しかし、一番の愛着の理由は人との出会いでした。

イベントに来られたお客様とどこから来られたのか、その知らない町がどんなところかなのかといった話を様々な土地に詳しい北晋商事の金さんを交えて話すのがとても楽しかった。

商品の販売やペン先調整をするために札幌に来ていて、採算が取れなければ大人の仕事とは言えないけれど、どれだけの人と楽しく話せたかということもイベントの成果だと、イベントをするうちに思い始めました。

イベントは行列ができるようなものではなかったけれど、お客様お一人ずつとそういうお話をすることができて本当に嬉しかった。

普段はモノクローム写真のオリジナルプリントを飾って販売しているギャルリー ノワール/ブラン の場所を貸して下さった北晋商事の金さんご夫妻には、イベントの準備からイベント中の接客、後片付けまで手伝っていただいて、お世話になりっぱなしで申し訳なかったけれど、お二人との時間も札幌に愛着を持った理由でした。

狸小路商店は、外国人観光客も多く、様々なお店が立ち並ぶ活気のある商店街でした。

土産物屋さんと同じくらい飲食店も多く、お昼ご飯や夕食を食べる店を探しに来ても楽しめると思います。

札幌市内の方はもちろん、北海道内全体からお客様に来ていただけるように、このイベントを恒例のものとして定着させたいと思いました。


試筆紙、オリジナルツバメノート ~札幌、福岡イベント案内~

2017-06-18 | 2017イベント案内

イベントに来られた方に、記念にぜひ買って帰ってもらいたいと思っているものが、試筆紙オリジナルツバメノートです。

どちらも長く当店で販売しているオリジナルの紙製品です。

試筆紙は、お客様が当店で万年筆を選ばれる時に試し書きしていただくもので、自然な書き味の紙を普通の印刷用紙の中から選びました。

B5サイズの長辺をのり綴じした横型で、大きめのメモ用紙のような使い方ができます。

オリジナルツバメノートは、創業時にロゴを入れた普通のノートを作りたいとずっと考えていたことを実現させました。

クリーム色のフールス紙に5mm方眼の仕様で、この組み合わせも当店オリジナル仕様です。

ツバメノートの罫線は水性インクで罫引きされており、万年筆のインクをはじきません。書き味が良く、にじみの少ない紙質とともに、万年筆で使うことに特化した使いやすいノートです。

 

・イベント中、ペン先調整、調整販売をご希望される方は30分ごとの予約制とさせていただきます。
ご予約はイベント1週間前までにメール(pen@p-n-m.net)か電話(078-360-1933)でお申しつけ下さい。
・イベント会場では現金のみのお会計になり、クレジットカードのお取り扱いができませんので、ご了承下さい。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

・札幌イベント 624()25()10時~19
ギャルリーノワール/ブラン 札幌市中央区南2条西6-5-3住友狸小路プラザハウス2F(FバーTK6

・福岡イベント Pen and  楔 (工房楔との共同開催) 78()11時~18時 9()11時~16
ギャラリートミナガ 福岡市中央区大名2-10-1シャンポール大名A-103


文庫サイズノートカバー ~札幌、福岡イベント案内~

2017-06-17 | 2017イベント案内

万年筆を愛用する人で、文庫本サイズの1日1ページダイアリーを使っている人は多いようです。

私も使ってみ経験から分かるけれど、書くことが好きで楽しから、持ち歩きやすく、書くスペースが確保されている文庫本サイズの1日1ページダイアリーが使いやすいのだと思います。

そんなダイアリーを収めることができる文庫本サイズノートカバーをカンダミサコさんが作っています。

太軸の万年筆も収めることができるペンホルダーを備えていて、かんぬき状にペンを通すとページが開かなくなる。
(1日1ページダイアリーを入れて、かんぬく状にペンを通す場合は、M400のような細めのペンでないと無理ですが)

使用している革は、柔らかいカーフの革を薬品で人工的に縮れさせて、伸縮性と丈夫さ持たせた、手触りがいいいのに、傷がつきにくい、シュランケンカーフです。

オリジナルの紙製品があって、それの革カバーを扱うことが多いですが、この文庫本サイズノートカバーは使われている人が多い1日1ページのダイアリーに使っていただきたいと思い扱っています。


ペンレスト兼用万年筆ケース ~札幌、福岡イベント案内~

2017-06-15 | 2017イベント案内

 

万年筆は日常の中にあって、自然体で付き合えるものであってほしいと思っています。

だからと言って書ければそれでいいわけではなく、書きたいと思わせてくれるもの、持っていて嬉しいもの、そして自分の心の支えとなるような精神性を反映するようなものであってほしいと思っています。

そんな当店の万年筆の考え方を反映したペンケースは、上質な素材を使い、丁寧な縫製がなされていながら、既存の考え方に捉われない、万年筆を使う人の実情にあったものであってほしい。

それが3本差しのオリジナルペンレスト兼用万年筆ケースです。

神戸の鞄、革小物作家カンダミサコさんが製作してくれています。

発色が良く、傷に強く扱いやすい革シュランケンカーフのカラー展開ブラック、強烈な艶がでるダグラス革のコンチネンタル仕様があります。

 

・イベント中、ペン先調整、調整販売をご希望される方は30分ごとの予約制とさせていただきます。
ご予約はイベント1週間前までにメール(pen@p-n-m.net)か電話(078-360-1933)でお申しつけ下さい。
・イベント会場では現金のみのお会計になり、クレジットカードのお取り扱いができませんので、ご了承下さい。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

・札幌イベント 624()25()10時~19
ギャルリーノワール/ブラン 札幌市中央区南2条西6-5-3住友狸小路プラザハウス2F(FバーTK6

・福岡イベント Pen and  楔 (工房楔との共同開催) 78()11時~18時 9()11時~16
ギャラリートミナガ 福岡市中央区大名2-10-1シャンポール大名A-103


Due、Dueピッコロ ~札幌、福岡イベント案内~

2017-06-11 | 2017イベント案内

 

神戸の革小物、オーダー靴工房イル・クアドリフォリオの久内夕夏さんが作る革小物は、フィレンツェ伝統の木型に革を巻き付けて作る型絞りの技法によって作られています。

久内さんはフィレンツェで3年ほど修行して、日本で活躍しています。

縫い目のない革製品は何色もの色を重ねるパティーヌ技法で色付けされ、日本の職人のものとは思えないイタリアらしい趣を持ったものになります。

葉巻を入れをアレンジした2本差しペンケースDueはかなり太めの万年筆も収納することができて、工房楔が作る当店オリジナル企画こしらえや、オマスパラゴンなども入れることができます。

Dueピッコロはミニペン用に作られていますが、ペリカンM400くらいに大きさまでのものも収納することができる、汎用性の高いものでもあります。

 

・イベント中、ペン先調整、調整販売をご希望される方は30分ごとの予約制とさせていただきます。
ご予約はイベント1週間前までにメール(pen@p-n-m.net)か電話(078-360-1933)でお申しつけ下さい。
・イベント会場では現金のみのお会計になり、クレジットカードのお取り扱いができませんので、ご了承下さい。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

・札幌イベント 624()25()10時~19
ギャルリーノワール/ブラン 札幌市中央区南2条西6-5-3住友狸小路プラザハウス2F(FバーTK6

・福岡イベント Pen and  楔 (工房楔との共同開催) 78()11時~18時 9()11時~16
ギャラリートミナガ 福岡市中央区大名2-10-1シャンポール大名A-103

 

 


KA-KU(カーク)奈良店の調整応援 7/1(土) 2(日)

2017-06-11 | お店からのお知らせ

6月末から7月上旬まで3週連続で週末は出張しています。

6/24,25は札幌、7/8,9は福岡の出張販売イベントの間の週7/1,2はKA-KU奈良店さんでペン先調整の販売応援をする予定になっています。

これは当店のものを販売するのではなく、KA-KU奈良店さんで万年筆を買って下さったお客様のアフターサービスと調整販売をするというものです。

お持込みの万年筆のペン先調整も3500円(字幅変更は8500円)で承ります

当店だけでなく、他所の店でも書きやすい万年筆を買えるようにしたい。

そうすることが万年筆を使う人を増やすことにつながると思い、私に、当店にできることを考えて、KA-KU奈良店さんにお声掛けしたところ賛同して下さったので、今回の調整応援が実現しました。

これもまた初めての試みで、どうなるか分からないですが、繰り返すことでお客様に認知されて、KA-KU奈良店で万年筆をご購入いただくお客様のお役に立てるものになっていくと思っています。

KA-KU奈良店は、近鉄大和西大寺駅近くの奈良ファミリー内にあります。平城京跡のすぐ近くのいいところです。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


札幌、福岡イベント案内 ~カンダミサコペンシース~ 

2017-06-10 | 2017イベント案内

当店の近くに工房を近所に工房を構える鞄、革製品作家カンダミサコさんの作品を扱い出したのは、このペンシースが最初でした。

7年前、ル・ボナーの松本さんに連れられたカンダミサコさんが見せてくれたペンシースは、万年筆ケースというと重厚なものばかりだったので、かなり新鮮に見えました。

色数豊富な名革シュランケンカーフのカラーバリエーションを生かした多色展開と、人を食ったかのようなとことんシンプルな仕様とデザイン。

このペンシースの凄みは、今までの万年筆用のものの感覚と全く違うところで、既存の万年筆の固定観念に凝り固まっている私には絶対に思いつかないところでした。

シンプルな中にオリジナルのアイデアが込められていて、今から思うとこのペンシースはカンダミサコさんの原点であり、はじめからブランドの方向性がはっきりしていて、全くブレていないことにも驚きます。

今年出張販売イベントをすることが決まった時から、このペンシースの限定品をイベントでも販売したいと思い、ミニペンシース、コードバンペンシース、コードバンミニペンシースを作ってもらいました。

大切なペンを1本だけ、保護しながら軽やかに持ち歩くための今までの万年筆の感覚と違ったペンシースです。

・イベント中、ペン先調整、調整販売をご希望される方は30分ごとの予約制とさせていただきます。
ご予約はイベント1週間前までにメール(pen@p-n-m.net)か電話(078-360-1933)でお申しつけ下さい。
・イベント会場では現金のみのお会計になり、クレジットカードのお取り扱いができませんので、ご了承下さい。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

・札幌イベント 624()25()10時~19
ギャルリーノワール/ブラン 札幌市中央区南2条西6-5-3住友狸小路プラザハウス2F(FバーTK6

・福岡イベント Pen and  楔 (工房楔との共同開催) 78()11時~18時 9()11時~16
ギャラリートミナガ 福岡市中央区大名2-10-1シャンポール大名A-103

 

 


A7メモカバー ~札幌、福岡イベント案内~

2017-06-08 | 2017イベント案内

当店の革製品の中でも一番の実用品はこのA7メモカバーだと思っています。

仕事の中で手書きすることは少なくなって、スケジュールでさえもスマホで管理する人が多くなっていますが、メモは書く。

ポケットに小さなメモ帳をそのまま入れて使ってもいいけれど、そのコンパクトさを損なわない革のカバーをつけると、それは大人の実用品になる。

混んだ電車の中で大きなノートを広げるのはかなり億劫だし、人と話している時でもこれならさりげなく、相手に何ごとかと思われずにメモが取れる。

私たちの日常でA7メモカバーの活躍するシーンを挙げたらいくらでもあって、これ以上の実用品はないのではないかと思います。

 

・イベント中、ペン先調整、調整販売をご希望される方は30分ごとの予約制とさせていただきます。
ご予約はイベント1週間前までにメール(pen@p-n-m.net)か電話(078-360-1933)でお申しつけ下さい。
・イベント会場では現金のみのお会計になり、クレジットカードのお取り扱いができませんので、ご了承下さい。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

・札幌イベント 624()25()10時~19
ギャルリーノワール/ブラン 札幌市中央区南2条西6-5-3住友狸小路プラザハウス2F(FバーTK6

・福岡イベント Pen and  楔 (工房楔との共同開催) 78()11時~18時 9()11時~16
ギャラリートミナガ 福岡市中央区大名2-10-1シャンポール大名A-103

 


札幌、福岡イベント案内 ~コンチネンタルデスクマット~

2017-06-06 | 2017イベント案内

革のデスクマットは、使ったことのない人にとっては要らないと思うものなのかもしれませんが、一度使い始めると机上になくてはならないものに思えます。

革のデスクマットに紙1枚だけ置いて、万年筆で書くと書き味がとても柔らかく感じられて、気持ちいい。

手帳やノートにしか書かない場合は関係ないように思うかもしれませんが、机の天板が手に当たるよりも、柔らかい革が手に当たる感触の良いし、大切なペンを硬い机の上に直接置きたくない、デスクマットのような革の上に置きたいと思います。

コンチネンタルデスクマットに使用しているダグラス革はブラシ掛けなどしていただくと、劇的な艶が出て、使うほどに愛着が湧く、机上のアクセントになってくれると思います。

 

・イベント中、ペン先調整、調整販売をご希望される方は30分ごとの予約制とさせていただきます。
ご予約はイベント1週間前までにメール(pen@p-n-m.net)か電話(078-360-1933)でお申しつけ下さい。
・イベント会場では現金のみのお会計になり、クレジットカードのお取り扱いができませんので、ご了承下さい。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

・札幌イベント 624()25()10時~19
ギャルリーノワール/ブラン 札幌市中央区南2条西6-5-3住友狸小路プラザハウス2F(FバーTK6

・福岡イベント Pen and  楔 (工房楔との共同開催) 78()11時~18時 9()11時~16
ギャラリートミナガ 福岡市中央区大名2-10-1シャンポール大名A-103


札幌、福岡イベント案内 ~工房楔コンプロット~

2017-06-04 | 2017イベント案内

いいペンが何本か揃ったら、その入れ物にもこだわるべきだと思います。

何万円もする中身のペンと釣り合った格を持ったコレクションケースはあまり多くないですが、コンプロットは数少ないもののひとつで、中に入れるペンに見劣りすることはありませんし、引き立ててくれるものだと思っています。

希少な銘木を贅沢に繰り抜いたケースの重量感や厚みから感じる塊感がコンプロットの最大の特長ですが、使わない時は本棚に本とともに仕舞っておけて、使う時は開いて机上に立てて、ペン立てのように全てのペンを見渡しながら使うペンを選ぶことができるという実用的な面も持っています。

入れる全てのペンに統一感を持たせたり、格を揃えたりしたくなるような相乗効果(?)のようなものをコンプロットを使い出すと感じます。

コンプロット10長さ16㎝まで、4ロングは16.5cmまで、コンプロット4ミニは14cm(ペリカンM800やモンブラン146旧型)までのペンを収納することができます。

札幌には私が数点持って行きますし、福岡には工房楔の永田さんが持って行きます。

 

・イベント中、ペン先調整、調整販売をご希望される方は30分ごとの予約制とさせていただきます。
ご予約はイベント1週間前までにメール(pen@p-n-m.net)か電話(078-360-1933)でお申しつけ下さい。
・イベント会場では現金のみのお会計になり、クレジットカードのお取り扱いができませんので、ご了承下さい。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

札幌イベント 624()25()10時~19
ギャルリーノワール/ブラン 札幌市中央区南2条西6-5-3住友狸小路プラザハウス2F(FバーTK6

福岡イベント Pen and  楔 (工房楔との共同開催) 78()11時~18時 9()11時~16
ギャラリートミナガ 福岡市中央区大名2-10-1シャンポール大名A-103