背筋がピンと伸びるような、そんな緊張感がこの音楽にはあり、気持ちがそれに影響されるようです。
そして、JAZZを聴けば聴くほどそれは私の血になり、より濃いものになっていくような気がします。
楽器を持っていないときのジャズマンたちのライフスタイルがどんなものだったのか分かりませんが(きっと相当乱れた生活を送っていた人もいたと思いますが)、音から想像する主張や、たまに目にする楽器を携えているときの静かな張り詰めた表情などから、彼らはその音を出すために生きているのだと感じました。
彼らにとって演奏が全てであり、そのほかでの生活はそれの肥やしにすぎないのだと。
アーティストと呼ばれる人たちは、多かれ少なかれそのような傾向を持っているのかもしれません。