以前は当店の前で月と土星を見ましたが、今回は木星を観ました。
お仕事が終わってから、ここまで来てくださり、重い大きな望遠鏡を設置するというHさんの労力を考えると、本当に頭が下がり、感謝の気持ちでいっぱいです。
店が終わってから少しでも早く着きたいと思い、三宮からバスで六甲アイランドまで行きました。
しかし、三宮からは料金的に安く、早いと思っていたバスでしたが、当店のある元町からだと割高で時間も電車よりもかかることが分かりましたので、皆さまお気をつけください。
夜の六甲アイランド、アイランドセンター駅周辺はそれほど強い光がなく、ボーツと光る街頭が点々とあるだけで、それはとても夜らしく、涼しくて気持ち良い金曜日の夜でした。
広場の中ではいろんな人たちが思い思いの楽しい優雅な時間を過ごしていました。
ここはまるで、ヨーロッパの街の夜を絵画に描いたような景色でした。
私たちが望遠鏡を覗いていると何人もの人たちが声をかけてきて一緒に観たり、ハミさんが近所のお店の人を連れてきたりということが普通にできる場所でした。
冷たく、緊張感のある佇まいを見せる土星に対して、木星は柔らかくフワフワした印象でした。3つの衛星も強い光で観ることができました。
日頃から観ている、宇宙に輝く一際強い光の大きく近い木星のリアルな姿に感激しました。
秋の涼しい風で涼みながら、星を観て、話をしたりする六甲アイランドの広場での時間はとても優雅で、松本さんがいつもブログに書いているこの街の雰囲気が少し分かったような気がしました。