東京に何もかも集中しすぎていて、最早それは便利を通り過ぎて、不便にさえなっているように感じます。
そして、それは東京だけの問題ではなく、日本全体の問題になっています。
東京に行政の中心があって、関連の企業が集まり、その企業がまた関連する企業を集めてしまうというように東京はどんどん過密になっていたったのでしょうか。
でも東京が過密になっていった分、地方が空洞化しいき、そのアンバランスさが日本全体の様々なひずみになっています。
今回の電力問題を良い機会に日本の行政、産業の分散が進めば、各地方それぞれ特長をもった産業がさらに育ち、地方自治というものが形だけでなく、本質の伴ったものになるのかもしれません。
自分が生まれた町を盛り上げるための役に立ちたいと思う人が地元に残ることができて、安心して永住できる日本になれたら、さらにそれぞれの地方に活気が生まれるのだと思います。
日本の発展が、東京だけの発展であってはならなくて、日本全国が少しずつ良くなって、日本全体が良くなってければ素晴らしいことですね。