元町の夕暮れ ~万年筆店店主のブログ~

Pen and message.店主吉宗史博の日常のこと。思ったことなど。

リスシオ1企画会議(神戸極上ステーキの夜)

2009-05-31 | 仕事について
ル・ボナー、分度器ドットコム、Pen and message.の3社で大和出版印刷が特注した万年筆のための紙「リスシオ1」を使ったダイアリーの企画を進めていますが、リスシオ1の今後の活用を話し合う企画会議を大和出版印刷の武部社長の計らいで極上ステーキのKOKUBUで開かれました。
私たちが1年に、1回しか行けない店としているKOKUBUに招待していただけるということで、武部社長のリスシオ1企画への私たちの貢献が求められていることを行く前から強く感じましたが、あのKOKUBUの肉をまた食べることができるということで、楽しみにしていました。今度こそ秘めた想いである、白ご飯を注文して、あの肉でご飯を食べたいと強い決意で望んだのでした。。
あまり久しぶりの気がしない三宮の街はインフルエンザ騒ぎの反動か、たくさんの人で溢れていました。
KOKUBUも賑わっていて、いつも座るカウンター席が空くのを少し待たなくてはいけませんでしたが、その間に武部社長と谷本さんの初顔合わせになりました。
私はとっくに二人は会っているものと思っていました。
社長は谷本さんの渋い声と迫力のある面構え(ごめんなさい)を大変気に入ったようでした。
武部社長は谷本さんと私よりひとつ年上なだけですが、迫力も貫禄もあります。
今までの生き方と背負っているものの重さが違うのかと思いますが、考えてみると私たちはもう40歳になるので世間からはそれなりの大人として見られるし、大きな責任を背負って仕事をしている人もたくさんいるのだと思います。
いつもの神戸の夜(一応仕事です)と違い、武部社長のリスシオ紙への想いを聞いて、それを製品作りに反映させるという会合の目的があり、何か話さなければいけないと思っていましたが、鉄板の上に野菜や肉が出だしたらやはり駄目でした。
松本さんと谷本さんはブログのネタにとカメラを取り出して、写真を撮り、皆黙々と味わいながら食べていました。
おいしい肉を食べると気持ちが落ち着いてきて、仕事の話がポツポツと始まりました。
けっして大手とは言えない大和出版印刷(それでもかなりの規模と設備だと思いますが)が既にあるもので満足せず、少なくないリスクを負ってでも理想の紙を作りたかったことを武部社長は話してくれましたし、その紙への愛情も話してくれました。
社員の方々には、この紙を使って自由に仕事をしてもらいと思っているようでした。
私たちに対してはやはり、リスシオ紙を使った製品開発への貢献は期待されていて、それも言ってくださいましたが、この場にいる皆が、理想の紙を作った社長の気持ちを改めて意気に感じ、ぜひやりたいという思いに弾みがついたと思いました。
リスシオ紙開発の社長の想いなどまた後日まとめたいと思っています。
結局白ご飯が食べたいと言えないまま、KOKUBUを出て、バランザックへ行きました。
そこで社長の開いたコンプロット10を見ながら万年筆の話の花が咲きましたが、多田さん、谷本さん、私の実行部隊3人は具体的なリスシオ企画の話を始め、親分二人はお酒の世界に入っていきました。

感謝

2009-05-28 | 仕事について
先々週からのインフルエンザ騒動の街に及ぼした影響などをブログで書いたことによって、たくさんの方から励ましのメールや電話をいただいたり、お見舞いに来店して下さったりしていただいて、本当に感謝しています。
万年筆の広がりとかそういったものとは別のお客様との絆を感じ、この店は多くの人に支えられているということを改めて認識しました。
皆様の暖かいお気持ちに、また力を得ることができました。
個人的には健康管理に今まで以上に気をつけて、毎日掃除を欠かさず清潔な店を心掛けることで、インフルエンザの予防としていこうと思っています。

万年筆デビューのお手伝い

2009-05-26 | 仕事について
万年筆を使ってみたいと思われている方はかなりおられると思います。
しかし、万年筆を売っているお店は敷居が高く感じられて気後れして入りにくいし、勇気を出して入ってみても、何をどうすればいいのか分からないし、何を選んでいいのか分からない。
御店の人に聞いてみないと埒が明かないと思うけれど、何を聞いたらいいのか分からない。
そんなふうに思ってなかなか万年筆を使い始めることができない人が多いことが、この店を始めて分かりました。
万年筆業界も、この店も常連の方やマニアの方ばかりでは、広がりがなく、続いていくことが絶対にできません。
今万年筆を使っていない人に、いかに万年筆を使っていただけるようになるか、万年筆の良さに気付いてもらえるかが、万年筆業界の課題であり、私の課題であると思っています。
万年筆を文字を書く道具であるし、書くことが楽しくなるということが最大の効能だと思いますので、万年筆の書き味の良さ、その筆跡の味わいなどを伝えていかなければいけないと思っています。
万年筆を始めて買いたいと思っている人の一言アドバイスさせていただくとしたら、お店の人にお勧めを聞くのも良い方法だと思います。
また好きなデザインのものを手にとって書いてみて、持った感じが好きかどうかで選ぶのが良いと思います。
書き味などはちゃんと調整されたものなら、メーカーそれぞれの味わいであり、デザインが気に入っていれば、書き味も気に入ると思っています。
万年筆デビューの人ともっと出会いたいと思っています。

リスシオ1ダイアリープロジェクト

2009-05-24 | 仕事について
大和出版印刷の武部社長がその情熱と行動力で万年筆と相性の良い理想の紙「リスシオ1」を13トン作ったことと、分度器ドットコムの谷本さんがその紙でダイアリーを作りたいと思っているということを意気に感じて、この企画を成功させたいと思いました。
自分にできることは何か考えて、5月9日の鉄板焼きの神戸の夜で谷本さんとル・ボナーの松本さんと話合って、谷本さんと共同でダイアリーを作り、松本さんにカバーを作ってもらうことで合意してプロジェクトがスタートしました。
なるべく早く企画を形にしたいという思いから、翌週の5月16日夙川に大和出版印刷のTさんも集合して大まかな話し合いを焼肉をつつきながらしました。
3部作のうち、月間ダイアリーは共同で、週間ダイアリーは谷本さんが、デイリーダイアリーは私がそれぞれアイデアを出し、デザイン的なことはそういったことに才能を発揮している谷本さんが担当することになりました。
ちょうどインフルエンザパニックが起こった日で、お客様が来られなかったこの1週間谷本さんと毎日電話とメールでやり取りして形にしています。
私の手書きのラフ原稿をレイアイウトも美しいちゃんとしたデータにする作業を谷本さんにお任せしていましたので、谷本さんは本当に大変だったと思います。
それぞれ作りたい、そして自分でも使いたいダイアリーのイメージをはっきりと持っていたのと、谷本さんの仕事が速いのとで、かなりのスピードで作業は進行しています。
私は本当に恵まれていると思います。
自分の意思と気持ちでこれから得られるであろう売上げと利益よりも、応援したいと心から思える人と一緒に仕事をしたり、その人の言動を意気に感じて行動を共にすることを選ぶことができています。
こういったロマンのある仕事から、お客様方の心を動かす商品を提供できたら、私たちが恐れずに抱えるであろうリスクもリスクではなくなるのではないかと思っています。

万年筆の紹介文

2009-05-22 | 仕事について

何か節目ごとに万年筆を買おうと思いました。
それは1本でも多くの万年筆を使って、お客様方にそのリポートをしなければいけないと
いうのが理由ですが、万年筆を経費と認められる唯一(?)の職業である私が私欲のためだけに万年筆を買っているわけではないということの自分と周りの人へのささやかな言い訳なのかもしれません。
ホームページの商品紹介を自分らしく、自分の言葉でしたいと思っていましたが、エッセイ風にすることによりやっと形になり始めました。
神谷利男さんの「MyFavoriteFoutainpens」や松浦弥太郎の「日々の100」というとても味わい深い素晴らしいエッセイを読んで影響を受けたのかもしれません。
少しずつですが手を加えて完成させたいと思っています。以下のものが今のところできているものです。

アウロラオプティマ https://www.p-n-m.net/contents/products/FP0028.html
ファーバーカステルクラシックコレクションhttps://www.p-n-m.net/contents/products/FP0074.html
ペリカンM450 https://www.p-n-m.net/contents/products/FP0077.html
ペリカンM800 https://www.p-n-m.net/contents/products/FP0003.html
パーカーデュオフォールド https://www.p-n-m.net/contents/products/FP0104.html
パーカーソネットプレシャスシズレ https://www.p-n-m.net/contents/products/FP0016.html
パイロットシルバーン https://www.p-n-m.net/contents/products/FP0127.html
パイロットミュー90S https://www.p-n-m.net/contents/products/FP0084.html
よかったらご覧ください。


瀕死の街

2009-05-20 | 仕事について
昨日開催する予定でした聞香会も中止は苦渋の決断でしたが、そのように苦渋の決断を迫られている、近畿地方の企業や団体はかなり多いと思います。
それが営業活動でしたら、投資した額や上がるはずだった売上げなど、その損害は気になるけれど、お客様方の安全、安心を考慮して、中止の決断をせざるを得ないといったところだと思います。
新型インフルエンザの感染が取り沙汰される前にも、金融不安、経済減退の影響で苦しんでいたところにとどめを刺された感があり、神戸、大阪の経済、特に商店は持久戦の様相を呈しています。
神戸の街は人通りが少なく、昼間の電車もガラガラの状態です。
マスクはほとんどのお店で品切れになっているようで、入荷してもすぐに売り切れてしまうということを聞いています。
これがきっかけになって、この街から人が離れてしまうことを私たちは一番恐れています。
お客様の来られないとても暇な店で、ル・ボナーの松本さんは鞄作りに勤しみ、分度器ドットコムの谷本さんは店の営業を見合わせて、ネット販売に集中し、私は書くことしかできませんので、ホームページの商品紹介をエッセイ風に手を加えたりしています。
私たちはインフルエンザにかかっておらず元気ですが、インフルエンザ感染の代名詞のようになってしまった神戸の街の苦しみはしばらく続きそうです。

聞香会、延期します。

2009-05-18 | 仕事について
明日5月19日に予定しておりました聞香会を延期いたします。
新型インフルエンザの国内感染が神戸、大阪を中心に広がっているようで、予断を許さない状態になっています。
市内の学校などは、22日までは休校ということになっていて、地域をあげてこれ以上感染が広がるのを食い止めようとしています。

先日からたくさんのお見舞いの電話やメールをいただいて本当に嬉しく思っています。元気で、店も通常通り営業しておりますのでご心配なく。大丈夫です。

聞香会の新たな日程が決まり次第ご報告させていただきます。

長く充実した1日

2009-05-17 | 仕事について
ワーグナーの関西地区大会が初めて神戸で行われ、遊びに・・・表敬訪問に行ってきました。
県民会館(お茶のお稽古も同じ建物でしています)の裏口を入ると、森さんと鉢合わせしました。
会場まで案内してくださり恐縮しましたが、中に入ると開場の9時半を少し過ぎただけなのにたくさんの人がすでに来られていて、談笑したり、ペンを物色しているのを見て、こちらのテンションも上がってきました。
地元開催ということで、存じ上げている方がほとんどでリラックスして、楽しく、店の開店直前までの時間を過ごしました。
万年筆を使い出して間もない人、万年筆のことなら何でも知っている人、若い人、年配の人、中には女性もおられ、様々な人が唯一の共通の話題である万年筆によって集まっていました。
万年筆が趣味と言える方たちばかりですので、書き味や軸の美しさなどそれぞれこだわり所は様々ですが、お互いのこだわりを認め合える大人の社交場だと思いました。
万年筆を使っている人が自分が魅力に感じている所を伝えていこうとしなければ、今すぐにでも消えてしまいそうな世間では忘れかけられている存在の万年筆ですが、そうならないように文化として、少しでも多くの人にその魅力を感じて使ってもらいたいとするのがこの会の意義であり、それを実行、継続されていることに敬意を感じます。
その関西地区大会が当店のある元町で開催されたことに当店の負う万年筆文化への責任を感じますし、でもだからこそ自分のやるべき仕事なのだと気持ちが引き締まりますが、そのようなイベントが店の近くで行われたことに単純に嬉しく思いました。
会の合間に非常にたくさんの人たちが当店に来て下さいました。
狭い店はいっぱいになりましたが、店の中にいる皆さんは思い思いに楽しんでおられ、私もたくさんの人とお話させていただいて楽しい時間を過ごしました。
半年程前、私がコーヒー代をいただき忘れたために、森さんの飲み逃げ疑惑が有名な話になってしまいましたが、その時の分もまとめていただきました。
次回ワーグナー関西地区大会は11月14日に同じ県民会館で行われます。

閉店後、阪急電車で夙川へ急行しました。
分度器ドットコムさんとの共同の企画の打ち合わせのためですが、谷本さんの店に着くとすでに大和出版印刷のTさんが来られていました。
私たちは開店した後の谷本さんの店にお邪魔する機会がなかったので、充実した珍しいものばかりの品揃えにとても感激しました。文房具が好きな人には本当に面白い店だと思っています。
打ち合わせはその店の中ではなく、谷本さんが予約してくれている夙川駅近くの焼肉屋さんで行い、それも楽しみのひとつです。
今月は3週連続で谷本さんと土曜日に晩御飯を食べることになります。
谷本さんが作りたいと言っている企画をおもしろいと思いましたし、私も出来る限り応援したいという気持ちもあり、某出版印刷のTさんにも来ていただき、企画を少しでも前進させたいという気持ちの表れが今回の打ち合わせです。
谷本さんが「古いヨーロッパの小型車にみんなで乗り込みギュウギュウになって破れた地図とコンパスを手に舗装されていない凸凹道をみんなでワイワイ言いながら走るようなものです」と言うように、出来ないことの制約や試行錯誤が予想されますが、楽しみながら自分たちが使いたいと思うものを作りたいと思っています。
谷本さんのデザイン的なセンスは私にはないもので、それを最大限生かしながら、それぞれの店のノウハウを反映させたものができるはずです。
焼肉の網を囲みながら、冗談も交えながら、でも真面目に楽しい仕事の打ち合わせを夜中までしていました。

神戸の夜

2009-05-12 | 万年筆
5月9日、永田さんが神戸に来られましたので、仲間で夕食に行ってきました。
分度器ドットコムの谷本さん、楔の永田さん、ル・ボナーの松本さんがバラバラと当店に集まりました。
恒例の本気か冗談か分からない分度器ドットコムと当店との楔商品取り合いは、その場に居合わせたお客様を巻き込んで行われましたが、予約の時間が迫っていましたので谷本さんの車に皆で乗り込んで、松本さんのアルファロメオと谷本さんのワーゲンバスのオンボロ(失礼)話で爆笑しながら、灘区の水道筋商店街に向かいました。
今回は谷本さんの旧知の鉄板焼きの店大栄さんに行きました。
この辺りには初めて来ましたが、灘にこんな立派なアーケードのある商店街があるとは知りませんでした。
夜でも人の行き来が比較的あり、昼間は下町の賑やかな商店街という感じのところだと思います。
以前はお寿司屋さんで、同じオーナーさんが今は鉄板焼き屋さんをしているとのことでしたが、土曜日の夜だということもありとても繁盛していました。
アルミホイルに乗せられた料理が次々と私たちの前の鉄板に運ばれてきて、それを皆でつつきました。
牛肉の刺身、野菜炒め、モダン焼き、ロースステーキ、そば飯、デザートの宮崎マンゴーなど、さすが元料理人谷本さんの知っている店だけあり、とても美味しく、また必ず来たいと思いました。
それにしても、この個性の強い、俺が俺がと自己主張するメンバーの中で発言するにはかなりのエネルギーを要しますが、かなり前向きな仕事の話もでき、今後の展開に関する話もすることができました。
この仲間で協力し合って、面白いことをしていきたいと思っていて、毎月美味しいものを食べに行くのは、仕事の打ち合わせをするためです。念のため。

分度器ドットコム谷本氏

2009-05-06 | 仕事について

ステーショナリーマガジンVol.5が発売されていますが、表紙を開いてすぐの4ページに渡る、分度器ドットコム特集は圧巻です。
いつもの谷本さんを写した写真が掲載されています。
当店ではエグザイルと言われている強面ですが、私たち仲間の中では一番常識があり、年長のル・ボナー松本さんを抜いて一番大人だと私は思っています。
谷本さんの店はオープンしてまだ半年弱ですが、お客様も増えてきて、順調な滑り出しをしていることに自分のことのように嬉しく思っています。
ネットショップでの実績があるとはいえ、店を新規オープンするということはかなりの勇気が要り、それだけ大きなリスクを負うことになります。
ネットショップだけでもやっていくことはできているのに、リアル店舗にもチャレンジしたいという谷本さんの活力をいつも敬意を持って見ています。
谷本さんの店のことを知らない人がいれば、ショップカードを渡して場所を説明したりしていますが、それは谷本さんも同じで当店を紹介してくれたりしています。
契約や資本的な利害などもなく、私たちが盛り上げ合うのは仲間であるということに尽きます。
組織に属さない私たちですが、心から成功を願い、応援したいと思う相手がいるということを幸せに思いますし、今最も文具の業界をおもしろくしている人のうちの一人である谷本さんを誇らしく思います。
5月2日の夜、谷本さんの案内で中華料理とベトナム料理の鴻華園に行きました。
山手幹線北の細い路地の、とある事務所の向かいという強烈なロケーションの普通の家のようなお店でしたが、味は良く満腹になるまで食べまくりました。
改めて何かの話をする訳ではありませんが、とりとめもなく色んな話をしていて、こうやって話すたびに谷本さんからは驚きの事実が告白されます。
平凡に暮らしてきた私とは全く違い、非常に奥行きのある人物です。
谷本さんは自分の仕事を楽しんでいて、いつも思い描く夢の話をしてくれます。
いつの日か、私たちの歩く道がどこかで一緒になって、もっと太い道になってもおもしろいかと思ったりします。私たちに夢を実現することのできる可能性があることが何より幸せだと思っています

ちょっと見ただけでは、ツバメのサイズ違いと思ってしまいますが、谷本さんのアイデアが詰まっているオリジナル商品。
正方形ノートhttps://www.p-n-m.net/contents/products/PG0072.html
ペンケースエンベループhttps://www.p-n-m.net/contents/products/ZZ0049.html
谷本さんのアイデアで実現した銘木エクステンダーhttps://www.p-n-m.net/contents/products/KS0039.html
オリジナルツバメメモhttps://www.p-n-m.net/contents/products/PG0002.html
コピー商品も出るほど人気のあるセルロイドエクステンダーhttps://www.p-n-m.net/contents/products/MP0012.html