KA-KU大阪店という、昨年10月にオープンしたばかりのお店の販売応援に行ってきました。
繁華街難波の中心、南海、近鉄、地下鉄の駅がすぐ近くの商業ビルなんばスカイオの中という、ものすごい立地にお店はあります。
建物の外はたくさんの人が行き来しているけれど、なんばスカイオのビルの中はできたばかりということもあって、ゆっくりとした感じでした。
なんばスカイオの方、KA-KU大阪店のオーナーは、今後この建物に、この店にどうやって人を引き込もうかいろいろ考えていると思います。
それでもさすが難波のど真ん中にあるだけあって、お客様の来店は当店とは比べものにならないくらい多い。
ショッピングビルを隈なく見て回っている人、何か贈り物を探しに来られる方、ペンを求めている方が次々と来られます。
私の役割はご購入の万年筆のペン先調整と、お持込の万年筆のペン先調整をするということですが、そういう用事がひっきりなしにあるわけでもないので、お店の中を見て回ったり、お客様にお声掛けすることもありました。
スタッフの人たちは、皆しっかりしていて、それぞれが特技のある能力の高い人たちで、人材に恵まれていました。
スタッフの人たちが万年筆を販売しやすくするために私がいるのだけれど、売り場に立っている人たちに自分の仕事を楽しんでもらいたいと思っていて、万年筆を販売することの楽しさを伝えたいとも思っていました。
私が万年筆の仕事をしているのは、万年筆が好きだからということもありますが、それよりも万年筆を販売することが好きだからです。
それをずっとやっていたいと思ってこの店を始めました。
自分と同じようにこの仕事に就いている人にはこのを仕事を楽しいと思ってもらいたい。この仕事の楽しいところ、楽しみ方を知ってもらいたいといつも思っていて、それを伝えたいといつも思っています。
お店が危機を迎えるタイミングはたくさんあるけれど、できたばかりの頃が最初に迎える難しい時期だと思います。
開店前に練ったコンセプトは、実際とズレていることもあって、実際の客層やニーズと擦り合わせて、より現実的な続いていける店にしないといけない。
当店は開店3か月にあるお客様と出会って、その方の影響力のおかげで、紹介や口コミのお客様に来ていただけて、一番難しい時期を乗り越えることができました。
KA-KU大阪店も一番難しい時期をどうやって現実と擦り合わせ続いていく店になるのか楽しみです。