日本での暮らしに行き詰まりを感じて、遠く異国の地に夢を見て心機一転を賭けた人たちのその後の苦労は察するにも余りあるものだと思います。
神戸祭りのパレードでサンバが踊られるのも全くの無関係ではなく、このようなブラジルとの行き来があったことに関係があるのかもしれません。
その100年の式典に参加するために、近所の公館に皇太子殿下が来られるということで、公館前の坂道はお迎えする人たちでとても賑やかでした。
前日の夜から、一帯は多くの警察官が警戒にあたり物々しい雰囲気でしたし、沿道の信号1機1機に制服警官1人が配備されていました。
皇太子殿下が乗った車が到着するまでに、先導する何台もの車、お付の方の乗るバスなど、いかにこのイベントにたくさんの人が携わっているかを感じました。
坂道に行ってみると、近所のオフィスの人たちや住人たちが出てきていて、皇室という日本国民共通の話題で気軽に楽しく会話を交わすことができ、お祭り騒ぎで楽しい時間を過ごしました。
おかげで開店時間に遅れてしまい、お客様を待たせてしましました。初めて来られた物理の先生、申し訳ありませんでした。