フォルクスワーゲンポロに乗り換えてまだ1ヶ月も経ってなく、まだ数回しか乗る機会がありませんが、車に乗るのが楽しくて仕方ありません。
いつもこの車に乗るのが当たり前になって、この楽しい感じがなくなって、淡々と運転するようになるのだろうか。
フォルクスワーゲンポロは、フォルクスワーゲンの最も標準的な車であるゴルフよりも小さく、日本で言うとフィット、ビッツ、デミオなどのコンパクトカーのカテゴリーに属します。
それらはファミリーカーというよりも、奥様の買物車で短距離の走行を繰り返す車。乗りやすく故障せずに燃費が良ければ不満が出ない。そして女性が好みそうなデザインと仕様があれば良いというクラスの車です。
たくさんの良い車を乗ってきたわけではないですし、知識も豊富ではありませんが、ポロはそういったカテゴリーに属しながらも妥協なく作られた車だと感じさせてくれます。
デザインは特に気に入っていて、車の判断基準のほとんどはこれになってしまいますが、他のどの車にも似ていなく、でも奇をてらったとろこのないオーソドックスなもの。
このクラスに有りがちなファニーなデザインでなく、落ち着いた雰囲気を持っていて、それは車の良いデザインの基準、長く乗れる条件として私はとても重要なことだと思っています。
スピードメーターは240kmまで刻んであって、そのスピードまで出るかどうか試すことなどありませんが、7速に入っていて110km/hくらいのスピードで2000回転強くらいなのでエンジン的には相当余裕がありそう。
そこから踏み込んでもかなり力強く加速してくれる感じがします。
ポロでこの力強さを感じるのなら、ポルシェならどんなにすごいことになるのだろうと思います。
車内の静かさはさすが、ドイツの車で街乗りと同じボリュームで音楽を聞くことができる。
でもこれはほとんどの車では当たり前なのかもしれません。
ポロの走行性能に大きく影響を及ぼしているのは、小排気量ながら力強い加速を見せるエンジンよりも、少し贅沢に感じられる7速DSGという変速メカニズム。
従来のオートマ違い(正確に言うとDSGはオートマではないけれど)、ギアが変わるのがとても早く、変速ショックもない。
それはマニュアルモードにして、自分でシフトチェンジしながら走るとすごくよく分かります。
ボディや排気量は小さいけれど、妥協のない作りこみがされていて、凝縮されている感のあるフォルクスワーゲンポロに、ペリカンM450や1930ホワイトゴールドのような良さを感じて、一人悦に入っています。
渋い存在ではなく、エンスーが好む車ではいないけれど、今の自分にはとても合っている車だと思えるポロ。
まだまだ馴染んだ感じはないけれど、ボロくなって欲しくないなあ。